pepperアプリプログラミング特別講座
一学期の特別講座のご紹介です。担当の竹内から報告します。
6月11日(木)、16日(火)、23日(火)の3日間で「Pepperアプリプログラミング特別講座」を開催しました。
5月に実施した「Pepper特別講座」で生徒たちがプレゼンした企画のうち、
1.「日常の笑顔を切り取るフォトアルバム」アプリ
2.「保健室で癒してくれる」アプリ
3.「校舎案内をしてくれる」アプリ
の3つの企画が採用されることになり、このプログラミング講座では、その企画を実際にプログラムしていきます。
「どうやったら笑顔を引き出せるのか」
「どうやったら癒やされるのか」
「どんな案内をしたらわかりやすいか」
これらを考えながら、Pepper君との会話や動きを作ります。作成には「Choregraphe」という専用の開発ツールを使用して、ペアプログラミングを実施ました。ひと通りプログラムを作ったら、実際にPepper君が思い通りに動くか、こちらの言葉を聞き取ってくれるかをテストします。思い通りに動いてくれる事もあれば、試してみて「もう少しこうしよう」と少しずつ修正をします。 「校舎案内をしてくれる」アプリは、Pepper君の胸にあるディスプレイ表示も作成しました。
映像を作成したり、構内図と画像を1枚の画像にまとめたり、と様々な案内を作っていました。今回生徒たちが企画し、制作したアプリは10月に完成する予定です。
今回は自分たちで考えた企画を、自分たちの手で実際に制作する、という過程を経験してもらいました。「どうやったらできるか」「この技術でどんな工夫ができるか」という、作り手の視点を持つひとつのきっかけになったのではないでしょうか。
新しい技術はこれからもたくさん出てきます。そのテクノロジーに積極的に触れてもらい、いつかその技術と社会を担う、素晴らしい人材になって欲しいと思います。