2017年3月23日

修業式・⑥教科イチ押し【早稲田大学理工学術院】

今日は修業式と3年生の卒業証書授与式がありました。
私からは、卒業式でお話しした話を中等部にも伝わるようにアレンジして話しました。要約すると、
・将来を考えるとき、テクノロジーの進化は見逃せない。今ある職種の半分はなくなると言われる時代。人間にしかできないことは何なのか、いかに生きるべきかを見極める必要がある。
・先日、AIについてのパネルディスカッションで同席した羽生さんの発言。「AIの影響で自分自身、将棋の戦術が大きく変わった。AIにないもの、それは美意識。自分には『この手はきれいでないから打たない』という選択がある」
・以前、本校で講演をしていただいた、ムハマド・ユヌスさんに久しぶりにお目にかかった。70歳を越え、世界中を飛び回り、貧困の解決に奔走している。彼が、最近心に残ったこととして、FacebookのCEOザッカーバーグの話があった。彼は娘が生まれたとき、資産の99%を寄付すると宣言した。娘の生きる社会への責任を感じ、自分の子だけでなくすべての子供が幸せになるようにと。

このあと、ポッカサッポロに勤めている卒業生から、小児がんの治療サポートをするレモネードスタンドの活動の紹介があり、在校生への協力を呼びかけました。

彼女は、ポッカとのコラボをきっかけに就職し、そこで、たまたまポッカサッポロがこの活動をすることを聞きましたが、なんと、高校時代の起業体験で最後に残った候補がチュロス(カンブリア宮殿でも取り上げられました)と、このレモネードだったそうです。今回、縁を感じて、お話をしてもらいました。

起業体験後も活動を続けているクラスが、いくつか外部のビジネスコンテストなどで表彰されており、今日はその紹介をしましたが、卒業後にもつながっていることを実感しました。

最後に、理事長死去に伴う人事についてもお話しました。次年度、私は理事長と中等部校長を兼務し、高等部校長・中等部副校長に今年度まで都立三鷹中等教育学校の統括校長をなさっている仙田直人先生をお迎えします。保護者の皆様へのお手紙を託し、内容を保護者ページにも掲載しました。

以下、表彰です。

*皆勤生徒表彰
1学年・・・52名
2学年・・・49名
4学年・・・40名
5学年・・・68名

*クラブ表彰
〇バトン部
「第30回関東バトントワーリングチームコンテスト」
フェスティバル部門 品川女子学院 Cチーム
金賞 コンテスト部門 初級 中学校 品川女子学院 Bチーム/中級 中学校 品川女子学院 Aチーム
金賞 コンテスト部門 中級 高等学校 品川女子学院 高等部

学校団体の部 初級 中学校
パフォーマンス賞 品川女子学院 Bチーム

〇弓道部
「全日本弓道連盟昇段審査 初段認許」
弓道初段 小野さん 野原さん

〇書道部
「第53回全日本書初め大展覧会(日本武道館主催)」
高等部 特選 橋本さん 米田さん 塚田さん 稲垣さん
中等部 特選 赤根さん 佐藤さん 小抜さん 常包さん
秀作 吉池さん 関口さん
佳作 北川さん 眞城さん 小茂田さん
努力賞 小原さん

〇生物部
「第56回東京私立中学高等学校理科研究発表会」
優秀賞 品川女子学院 高等部 生物部

*その他表彰
「第4回 高校生ビジネスプラン・グランプリ」
ベスト100 WiLL note

「第7回 ビジネス創造コンテスト」
奨励賞 ほめられ隊
第一三共賞 繋がるMind

「第6回 ソーシャル・ビジネス・アイディア・プレゼンテーション」
感謝状 品川女子学院 高等部 4年B組

*ホストファミリー表彰
3年 高須さん

さて、教科イチ押しの続き、引率の浜谷より報告です。

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高校1,2年生17名で、早稲田大学先進理工学部を訪問しました。
前半は、キャンパスツアーに参加しました。案内してくださった大学3年生は、理工学部では少数派の女性だったので、生徒たちも質問しやすく、理工学部の学生を身近に感じたようです。

土木工学科の実験棟では、物を壊してその耐久性を調べるための巨大な機械を見学し、興味深そうでした。この場所は、毎年行っている特別講座の会場でもあるので、懐かしくもあったようです。
また、大学生が書いた分厚い実験レポートを見て、理系進学者は気持ちが引き締まったようです。

後半は、応用生物化学研究室を見学しました。応用化学科では、小規模な実験室レベルで成功したものを、大きな装置で実現できるのか検証することも学びます。様々な実験装置が並ぶ中、生徒たちは、「パニックシャワー」と呼ばれる天井に取り付けられたシャワーに興味を持ったようです。万が一実験中に失敗して薬品をかぶったり、火傷してしまった時に、すぐに頭からシャワーを浴びられるように設置されています。しかし、これまで一度も使用されたことがないのでご安心を。

各研究室では、大学院に進学する大学四年生たちが、実験を交えながら、微生物の働きについて説明してくれました。身近な乳性飲料に含まれる乳酸菌を顕微鏡で観察すると、生徒たちは、その数に多さにギョッとしていました。
微生物の働きによって作られている食品や薬がたくさんあることを学び、大きな刺激になったようです。

大学で活躍している学生に触れることができ 、将来の夢が広がったようです。こちらの学科は、まだ女子学生が20%しかいないとのこと。教科イチ押しをきっかけに、進学してくれると良いですね。

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