2015年10月31日

バリアフリーのマッピング

Filed under: 社会 — 漆 @ 5:52 PM
今朝は通学バックの他に大きな荷物の子がちらほら。袋からはみ出た荷物に目をやると、大きなかぶり物が・・・なんだろう??と思っていたら、他の子が、「先生、Happy Halloween!」と声をかけてきました。なるほど。何かイベントやるのね。
さて、ソーシャルビジネスプラットフォームがきっかけで、本校も生徒がお世話になっている、 ミライロ垣内さんと青山学院の古橋先生が Wheel マッピングパーティーを開催なさいました(日本財団主催。目的は、赤坂周辺車いすでアクセス可能なお店、公共施設の情報をBremenとオープンストリートマップに入力するというものです。
生徒に呼びかけたところ、中等部、高等部両方から参加者が出ました。
こんなイベントです。
Bremenの調査隊 in 赤坂
みんなで探そう、バリアフリー × マッピングパーティー
詳細
2020年に開催される東京パラリンピックでは、多くの車いすユーザーが集います。
そんななか、国内のバリアフリー情報について、まだまだ調べることがたくさんあります。
まちを調べ、自由なライセンスの地図におとしこむ「マッピングパーティー」という地図をづくりイベントを通して、様々な施設やお店が集まるまち「赤坂」のバリアフリー情報を、車いすユーザーたちとともに、みんなで調査してみませんか?

参加した中2が報告を書いてくれたのでご紹介します。(気が利く~♪)

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 バリアフリーからユニバーサルデザインまで幅広く考えることができました。

ただバリアフリーのお店を調べるのではなく、街中での車椅子体験もしてきました。(押さずに座るだけ)

街中で車椅子に乗って気づいたことがたくさんありました。

歩道は意外とでこぼこしていて振動が腰や膝、背中に響いたり、車椅子を押すときには車道側に傾いているだけで操縦が難しかったりと、学校で行った車椅子体験とはまた違った印象を受けました。

7班程に別れて行ったのですが、私の班には実際に電動車椅子を使っている方がいらしたので、その方から直接バリアフリーについて話を聞くこともできました。
イベントが終わってから垣内さんにご挨拶に伺いました。
短い時間でしたがとてもいい体験になりました。
参加してよかったです。
■Bremenとは
来年発表される予定のアプリです。お店のバリアフリー情報をみんなで投稿・シェアし、行きたいお店や行けるお店を検索するためのユーザー参加型の情報アプリです。移動や入店に不安を感じている人が対象となり、車椅子ユーザー、杖、歩行器利用者、ベビーカー使用者、妊婦、視覚障害者、聴覚障害者、オストメイトの方など、多様な方々に役立つ情報を収集、発信します。
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