データ分析 RESAS 特別講座
今日は中間テスト最終日、中等部は総合学習でした。この様子はそれぞれ主任からご報告しますね。
さて、今日は先日行った特別講座のご紹介です。
今年4月、国は地方自治体の様々な施策を情報面・データ面から支援する「地域経済分析システム(RESAS:リーサス)」の提供を始めました。私は、このカンファレンスに行き、情報を読み取って活かすデータリテラシーはインターネットの発達するこれから社会に必要な力だと痛感しました。
昨日ご紹介した週末に参加した別のカンファレンスでも、これからはデーターを分析して社会課題の解決に活用する人材が必要という話題が出ていました。
そこで、この話を数学の教員に伝えたところ、「高校で学ぶ微分積分が統計学の元になる、これは語学と同じようなもの」とのことでした。私はこの積分で高校時代、数学から脱落しましたが、そうと知っていればもっとしがみついて頑張ったかもと思いました。(後では何とでも言えますね)
生徒達には、未来社会の可能性、将来の仕事の広がりを伝える機会をたくさん提供したいと思っています。
そこで、先日、このリーサスの特別講座を開講しました。(内閣官房Twitter)
内閣官房、内閣府の政策担当者のみなさんからRESASについての概要説明をしていただいた後、4班に分かれ、「RESASでデザインする、2020年の東京」をテーマに観光戦略を考え、各班から発表し、講評していただきました。高一、高二、16名が参加し、楽しく学びました。
生徒のアンケートの一部をご紹介します。
・自分の街のすごいって思えるところが沢山あって驚きの連続。
・使い道の幅が広くて驚きました。家でも使ってみたいです。
・データーの活用方法が分かって楽しかったです。
・地元のことを知ることができてよかったです。
・こんなにもおもしろく便利なツールがあることに驚きました。
・リーサスを使わないと気づかない発見や自分のイメージが思い込みだったことに気づいた。
・こんなに楽しいものだと知らなかった、これから授業でアイディアを出すときなどに使えそうで楽しみ。
・自分で分析でき考えられるのが楽しかった。
・ワークショップでは一人で考えても出せないアイディアが出て楽しかった。
・2020には21歳になるので、課題解決に役に立てるようになりたい
中学生から応募できるコンテストが実施されますので、自分とゆかりのある地域の現状・課題について、「地域経済分析システム(RESAS:リーサス)」を使って分析し、そのうえで解決策となるような政策アイデア提案してみてはどうでしょう。
応募期間:平成27年9月15日(火)~11月15日(日)申し
*本日、櫻井よしこさん、山中伸弥さんの対談特別講座の案内を4,5年生に配布しました。見学及び、直接お話をする機会もあります。25日の情熱大陸、山中先生です。
明日、明後日は自宅学習日です。