大学出張授業⑥杏林大学 保健学部看護学科
大学出張授業の続きです。担当の塩崎より報告します。
杏林大学保健学部看護学科 楠田美奈先生
「からだの音を聴いてみよう」
楠田先生は看護学科の学生全員の名前を覚えていらっしゃるそうです。
先生と学生の距離の近い学校で、授業以外でも会うと学生が話しかけてきてくれるとのことでした。
そんな先生のお人柄があらわれた授業で、高校生にもわかりやすく、楽しくお話しいただきました。
授業のメインは、実際に聴診器を使わせていただき、各自の身体の音を聴いてみることでした。ただ、実際に患者さんに聴診器を当てる際は、それよりも準備や問診が大変重要だというお話でした。
たとえば看護師が冷たい手で患者さんを触ると、患者さんが嫌がりますし、脈拍が変わってしまう場合もあります。
そのために冷え性の看護師さんで、夏でもカイロを手放せない方もいるそうです。
短い時間でしたが、看護師の心構えを生徒も感じることができたようでした。
生徒の感想より:常に患者を第一に優先して行動を決定することが大切だと分かった。