43年卒の同級会・PTA文化行事・ミャンマー映画紹介
土曜はいつも行事が目白押しです。
午前中、3~5年生は到達度テスト、学校説明会も行われました。
午後は英検。講堂へ続く階段には「英検中、お静かにご移動ください」の紙を持ったお母様方が。
PTAの企画で元イオンフォレスト(ザ・ボディショップ・ジャパン)社長、現在、レナ・ジャポン・インスティチュート株式会社を経営されている蟹瀬令子さんをお迎えし、講演をしていただきました。 | |
お母様方、美容に関わるお話とあって真剣そのもの。のちほど内容はシェアしますね。 | |
カフェテリアの2階では昭和43年卒の同窓会。先週、芳葉会にも参加していたので、連続ですね。旧職員の先生方のお顔も。この日は品川のお祭りで、元教頭の戸川先生は浴衣姿。 | |
名札が面白いので思わずパチリ!在学当時の写真入りです。セーラー服が懐かしい(昔は校則で髪型は三種類のみでした) |
*もう一つ、現在大学生の卒業生からご案内です。先日の白ばらパーティーでもプレゼンした自主制作映画のご紹介。先日は、アフリカで国際支援をしている卒業生からも連絡があり、品女卒は各年代、国を超えて精力的に活動しています。
映画『Passage of Life』
日本・ミャンマー国際共同制作の映画『Passage of Life』では、ある在日ミャンマー人の幼い少年とその家族におきるドラマが描かれます。ある運命に翻弄されながら、少年期を体験する”息子”に焦点を当てた、実話に基づく物語です。主人公の幼い少年はミャンマー人ですが、両親とともに日本にやってきて、日本で育ちました。しかし、社会や親の都合で、父を置いて母と弟とともにミャンマーに戻ることになります。自分は日本で育ち、日本語しか喋れない。ミャンマーが嫌いだ。そんな自分は一体何人なのか、自分のアイデンティティとは?そんな葛藤を抱えながらも、自分ではどうすることもできない運命に向きあっていきます。
日本で暮らす”彼ら”から見た日本はどのように映っているのか。私たちが似た状況にいたらどう思うのだろうか。はたまた私たちは何を持って日本人と言えるのか…
観客が、日本の家族を見ているように、この主人公家族に共感し、見つめることができたなら…。日本とミャンマー、強いてはアジアの人々のことを考えるきっかけになるような映画にできれば、と思っています。
そのような思いの元、映画「Passage of Life」はクールジャパンなどの海外戦略に位置付けられたコンテンツとして、外務省や観光庁の後援をいただき、映画の主催団体である日本・ミャンマー映画制作委員会2015では、日本とミャンマーを映画でつなぐイベントを開催したり、すでに会員1000人を誇る本映画のメールマガジンを配信したりと、2015年度冬の公開に向け精力的に活動しています。
紹介に、アイデンティティーという言葉がありますが、これこそ今の教育に大切なものの一つです。インターネットの発達や環境問題で地球が小さくなっている今、グローバル教育の必要性が様々なところで話題に出ますが、自国を知り、自国の歴史や文化をわきまえて誇りを持って語れることは、国際コミュニケーションの土台として欠かせません。明日からは、その一貫で2年生では、和服の着付けの授業が始まります。