2015年6月12日

2年生校外授業

Filed under: 日本,行事 — 漆 @ 5:54 PM

今日は梅雨らしい雨でした。傘をさすと道に広がりがちなので周りの方に迷惑をかけないように上級生は下級生に声を掛けてください。今朝も、1年生の主任が学校前の横断歩道で生徒に注意を促していたところ、ご近所の方に「3列になっていることもあるんですよ」とご注意を受けました。生徒会の呼びかけで自主的に登下校のマナーに気をつけるようになっていますが、こうした季節の変わり目はさらに配慮が必要です。

さて、校外授業の続きです。2年学年主任の田口からの報告です。私も引率したことがありますが、田んぼは入ってみると気持ちいいもので、生徒達も慣れてくるとどんどん積極的になっていました。稲を見たことがないという子もいる時代です。自分たちの口に入るものがどこから来ているのかを知る「食育」として、日本の主食「米」を自ら植える体験は貴重です。秋には収穫した米で調理実習があります。

2年生のテーマは『日本を知る』。それに因んだ田植え・餅つきを校外授業で体験してきました。
昨年の校外授業が天候に恵まれなかったこともあり、実は10日ぐらい前から天気予報が気になっておりました。
結局、傘マークが外れることなく当日を迎えましたが、暑くもなく寒くもなく、さわやかな風が吹く中での絶好の田植え日よりとなりました。
千葉の静かな田園に生徒達の声が響き渡りました。3年前にも同じ光景を見ましたが、田んぼの横の国道を走っている車が、何事かと思ってスピードを弱めるぐらい大変な騒ぎになってしまいました。
田植えを初めて体験する生徒達が多く、素足で田んぼに入る第一歩に躊躇していたようです。
田植えを指導してくださった地元の方に、タニシを見せられただけでも「キャー」という悲鳴。私が「食べることができるのよ。」と言った瞬間さらに「キャー」・・・。
いろいろありましたが、ダイブしてしまった人も数名にとどまり、無事?田植え体験が終了しました。
あとは、秋の収穫が楽しみ、調理実習で新米をいただくことになっています。
田植えだけでなく、餅つきも全員で体験してきました。
指導員の方から「餅米が熱いうちにつかないと、いい餅にならないよ!」と教えていただきましたが、なぜかこういうときに限っておしとやかになる生徒達。やさしくやさしくお餅をついていました。
結局1時間近くかかって完成! それに比べていただくのは早かった! おかわりも沢山していました。
つきたてのお餅は本当においしかったようです。
そのあと、地元の方が用意してくださったふかし芋も完食。満腹感で一日が終わりました。