デザイン思考の授業 第6回・実習生
先日まで教育実習生が来ていました。中高一貫校なので、彼女達が在学中、部活や委員会の後輩だった子たちが校内にたくさんいます。大学生になった先輩達は、近い未来のロールモデル。「着付けの授業で学んだ事をニュージーランド修学旅行でどう活かしたか」など、様々な場面で同じ学校で過ごした先輩ならではのアドバイスをしていました。
そして、終了後、次々とお礼状が届いています。こうした心遣いができるようになって、もうすぐ社会人です。中1の頃のことを思うと10代の成長の早さに驚きます。
さて、昨日ご紹介したCCC本社でのプレゼンですが、代表の4班が決まるまで、生徒たち全員がデザイン思考を学び、一人一人がアイディアを出し、チームでブレストし、クラスプレゼン、学年プレゼンと、多くの段階を経てきました。最終的なアイディアはこうした学年みんなの力の合作とも言えます。
プレゼンの翌日、玄関に立っていたら、発表した子の何人かが興奮冷めやらぬ感じでお礼にやってきました。「ありがとう」が言える心は未来への財産です。
一方、このところ、通学マナーについて、お叱りをいただくことがありました。個人差が大きいのも事実です。マナーは学校だけで身につくものではありません。ご家庭でも日々、繰り返しご指導いただきたいと思います。そして、生徒全員が卒業時には社会人としてのマナーを身につけて巣立っていってほしいです。
デザイン思考の6回目、学年主任の髙田から報告です。
中間テスト終了後の総合学習日はデザイン思考第6回授業を行いました。
今回のテーマはTEST(発表)です。CURIO SCHOOLのファシリテーターの皆様のご指導のもと、昨日に引き続き準備した内容を本日は班ごとに発表しました。
各班ごとプロトタイプを使用して、発表を行いました。
紙芝居や寸劇を利用した班が多かったのですが、プレゼンはなかなかの盛り上がりをみせました。
どの班もアイデアは素晴らしいものが多く、参加していた各担任も感心をしていました。その中で、勝敗を決したのはプレゼンテーションの仕方であったようです。
今回選ばれたクラス代表班は次回の学年プレゼンに向けてさらにブラッシュアップしてプレゼンに臨んで欲しいと思います。
授業の締めくくりは、4月から行ってきた、デザイン思考授業を振り返って、生徒それぞれが楽しかったこと、難しかったことや授業を通じて得られた気づきや自分自身の変化について考えました。 次回のデザイン思考授業はいよいよ最終回の第7回です。
ゲストもお招きして、クラス代表班による学年プレゼンが行われます。
どの代表班もクラスの代表として素晴らしいプレゼンをしてくれるものと期待しています。