第5回ソーシャル・ビジネス・アイディア・プレゼンテーション①
今年も残すところわずかとなりました。きょうも生徒達は冬期講習や部活に頑張っていました。人工芝では、バトン部の子達が半袖短パンで練習をしていてびっくり!「寒くないの~」と声をかけましたが、「寒いですよ~」と元気いっぱい。
学校が開いている日は今年最後とあって、卒業生も遊びに来ていました。そのうちの一人はハワイから。ハワイ大学に編入ができたと報告に来てくれました。夢が叶ってよかったです。現地で同じく留学している品女の後輩とも会ったとのこと。品川ファミリーの輪はどこまで広がっているんでしょう。
以前、ムハマド・ユヌスさんが本校を訪れてくださったことをきっかけに創立されたソーシャルビジネス・プラットフォームの発表会が先月行われました。数えたら、もう、5回目です。
学年主任の白石が当日の様子をまとめてくれたので、ご紹介します。
お忙しいなか、多くの方にご来場いただき、本当に有り難うございました。
今年のテーマは「多様性から生まれるソーシャルビジネス」、社会人の部と学生の部、そして、その間に学生のポスターセッションが行われました。
まずは、社会課題を解決する事業で成果をあげている社会起業家の皆様から想いのこもったプレゼンテーションをいただきました。
多くの経営者、ビジネスパーソン、教育関係者、学生の皆さんにお集まりいただきました。 | |
SBP田口義隆代表理事から開会のメッセージ。 | |
進行は、品川女子学院の生徒達が担当。台本にないことにも臨機応変に対応してくれました。 | |
日本・世界のクライシスマッピングをリードする、防災減災ハックフェス Race for Resilience 代表、青山学院大学 地球社会共生学部 教授、マップコンシェルジュ株式会社 代表の古橋大地様によるプレゼンテーション。キーワードは「一億総伊能化」。誰でも地図を作ることが出来る人=マッパーになれる時代がやってきました。被災地の状況を迅速に地図に反映させるツールをご紹介いただきました | |
実践型インターンシップ事業を展開する、NPO法人G-net 代表理事の秋元祥治様によるプレゼンテーション。 地方都市における起業家的人材育成をきっかけにしたまちづくりのロールモデルを確立し、モデル展開を通じて、地域活性化を全国的に進めていくことを熱い語り口でお話いただきました。 |
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性的マイノリティの認知を広める活動を行っている、NPO法人ハートをつなごう学校 代表の杉山文野さんによるプレゼンテーション。 LGBTの人達が抱える問題についてお話いただきました。渋谷区では、同性カップルにパートナーシップ証明書を発行する条例が制定されました |
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社会人の部と学生の部の間に、別会場で学生によるポスターセッションを実施。 学生一人一人が、自分の問題解決プランを来場者へ熱く語っていました。 |
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プレゼンターへの的確なコメント、ご質問、アドバイスを下さる来場者の方々。 賞賛のコメントから、鋭いご指摘まで様々です。写真は本校とコラボをしてくださったこともある岩塚製菓の槇社長。 |
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昭和女子大学の坂東真理子学長にもコメントをいただきました。
写真は、フジテレビ解説委員の鈴木様。ホウドウキョクという番組も担当していらっしゃいます。 |
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日能研 小嶋社長 教育とビジネスの視点から具体的なコメント。 | |
外務省 中村様 この会のあとも、引き続き学生のプランを支援してくださっています。 | |
早稲田大学 教育学部 藤井教授からは、特に学生に向けて、このような体験の意義についてお話いただきました。 |
*NHK紅白歌合戦、紅組で出場のμ’s(ミューズ)メンバーで声優のpileさんは、 次年度28歳になる本校の卒業生です。
明日から3日まで学校はお休みです。よいお年をお迎えください。