2015年12月18日

3年 英語で家庭科の授業

Filed under: お知らせ,世界,授業・学習・進学 — 漆 @ 2:06 PM

昨年に引き続き、今学期も家庭科と体育の授業を英語で行うイマージョンをしました。この日は家庭科。私も見に行きましたが、英語が動きに伴うので、頭に入りやすく、ネイティブの先生の指示に自然に従って動いていました。すでに巻き寿司の実習をしているので、就学旅行先のニュージーでも手に入る鳥肉を使って照り焼きロールができるようにしていくそうです。

英語科の宮本から報告です

英語で家庭科  ニュージーランド人の先生より、英語で照り焼きチキンの作り方を教わりました。この授業の前にあらかじめ英語のレシピの読み合わせをし、いざデモンストレーション。

レシピだけみると英語が少し難しく感じたようですが、実際デモンストレーションしている状況と知識がリンクしてより理解を深められたようです。英語での説明に生徒がとても楽しそうに反応していたのが印象的でした。

英語で家庭科②  今度は班になって、調理開始。困った時には先生からアドバイスをもらいます。
英語で家庭科③  どの班も美味しそうな照り焼きチキンが出来上がりました。

ニュージーランドの人は甘い味付けが好みなようで、 テリヤキソースが大人気だそうです。修学旅行先のホストファミリーや友人に振る舞ったらきっと喜ばれると思います。

*日本トルコ友好125周年を記念して作られた日本・トルコ合作映画『海難1890』の試写を見ました。

1890年、難破したトルコ船の船員を和歌山の小さな漁村の人々が力を合わせて助けました。見ず知らずの外国人を、命がけで助けた彼らの行動はトルコの教科書にも取り上げられ日本とトルコの絆を作りました。 それから時を経た1985年、イラン・イラク戦争が長期化する中、サダム・フセインはイラン上空を飛行する航空機に対して48時間後に無差別攻撃の開始を宣言。各国が救援機を飛ばして自国民を脱出させる中、日本は救援機を派遣できませんでした。テヘランに残された邦人は300名以上。それを助けてくれたのが、トルコの救援機でした。

世界の中で争いごとの絶えない昨今、生徒達世代には、和を大切にする日本人の価値観をもって、世界の役に立つ人に育ってもらいたいと思っています。まさに、それを感じる事のできる映画でしたので、1~5年生までに割引券を配布します。

*後援会通信も終業式に配布します。