若者の力、女性の力・11月の電力使用状況
今日は答案返却日です。
日曜に参加した地方創生のイベントで印象に残ったことがあります。それは「若い人の力」です。会の冒頭の挨拶でも地方創生には「よそもの、わかもの、ばかもの」の力が必要という言葉がありましたが、まさにその若者の力を実感する審査結果となりました。
リーサスというデーターを使って地方の活性化プランを提案するのですが、応募総数907件、その中からファイナリストに選ばれたのが10チーム、高校生以下の部の最優秀賞は中学生、大人の部の最優秀賞は大学生でした。
そして、もう一つ、印象に残ったのは、大人の部の発表者が全員男性なのに対して、高校生以下の部の発表者は全員女子でした。石破大臣ともお話ししたのですが、女性が力を発揮することになるこれからの日本を象徴しているようでした。(大臣は、予定を変更して開会から閉会まですべての発表をご覧になっていました)
高校生以下の部のプレゼンは本当に見事で、熱意も伝わり、スライドもまとまっていました。本校では生徒のプレゼン力をかなり鍛えてきたつもりですが、全国にはすごい子達がいるなぁ、その子達を指導する先生方もすばらしいなぁとあらためて実感しました。生徒達には、こうした公の場に、どんどんチャレンジして、視野を開いていってほしいと思いました。
この発表は社会を変えるような提案をする場でしたが、生徒、学生の多くは、大人任せでなく、すでに自分たちにできる一歩を踏み出しているものがほとんどでした。
先日のティーチフォージャパンの松田代表の講演でも以下のように、大人任せにしない主体的な意見が出ていました。
教育とは教える大人がいれば成立するのではなく、生徒と熱意のある先生が必要ということを感じました。生徒と一緒に一つの授業をつくるのはとてもやりがいがあつことだと思います。
自分の小さい頃にしてもらったことを活かして次の代に伝えていかなければいけないと思った
今までは考えて行動に移せていなかったので、少しずつ自分のできることを広げて行きたいと思います。
これまでは本校では、大人と子供をつなぐような場を作ってきましたが、これからは、こうした若い行動力のある世代をつなぐ場も作っていけたらと、昨日の参加校の先生方ともお話ししました。
*民間でできることをまずやろうということで、赤ちゃんの虐待死を防ぐプロジェクトが始まりました。日本では2週間に一人の割合で赤ちゃんが遺棄されるなどの虐待で死亡しています。少子化の中で、子供を育てたくても授からない人もいるのに、本当に悲しいことです。私もこの取り組みを応援しています。
*事務部より11月の電力使用状況をお知らせします。
高校生以下の部の優勝チームは福島の岳陽中学、また、ふたば未来学園の生徒さんも発表していました。被災から立ち上がり、大人に力を与えるようなプランでした。生徒達には今もこうして力を尽くしている同世代がいることを知って自分にできることを考えてほしいです。
11月(11/3~12/2)は、東棟、西棟とも、最大需要電力は減少しましたが、使用電力量は増加しました。
東棟
最大需要電力 213KW (前年同月比 9.7%減)
使用電力量 49,535KWh(前年同月比 3.1%増)西棟
最大需要電力 140KW (前年同月比 2.8%減)
使用電力量 35,963KWh(前年同月比 4.3%贈)学校全体の使用電力量は前年同月比3.6%増でした。
11月の最大需要電力のピークは、以下の時間帯に記録しました。
東棟が11月14日(土) 13:30~14:00
西棟が11月26日(木) 13:00~13:30※暖房による電力使用が増えてきています。温度設定は20度を目安に、使用していない教室は消すようお願いします。