ダイソン問題解決ワークショップ③
今日は自宅学習日です。
昨日は本校が模試会場になっており、あいにくの雨の中、多くの受験生と保護者のみなさんがお越しになりました。受験勉強もあと一息です。本番で実力が発揮できるように、これまで多くのおやごさんとお子さんを見てきて気づいた事をシェアしました。
午後は、地方創生☆政策アイデアコンテスト2015(RESAS)に審査員として参加しました。高校生以下の部のプレゼンターをしましたが、しっかりした提案に若い力が地方の活性化に生きていることを実感しました。
さて、土曜の続きです。
5回目-発表 レクチャー
目的:自分たちの考えたアイデアを明確に人に伝える。
活動の様子:クラス代表になったグループのプレゼンを行いました。この日のためにどのグループも試作品の改良を重ね、コメントも充実したものに変えてきました。 ダイソンのエンジニアの方、社員の方の前でのプレゼンですから、発表の順番を待つ生徒達の間には緊張感が漂っています。 ただ、どのグループも自分達が発見した問題・解決方法をわかりやすく、新たな気付きや提案も加えて堂々と発表できていました。 最後に、エンジニアの方からの1位~3位までの発表、講評をいただきました。 また、社員の方からは、羽根のない扇風機がどのように生まれたかなどをレクチャーしていただき、この講座をまとめてくださいました。
今まで、授業や行事でいろいろなプレゼンを経験してきましたが、実際にいろいろな道具を用い、立体的な作品を使ってのプレゼンの手法は、生徒達の考えるチカラを伸ばしてくれました。
生徒の感想です。
•見つけた問題を解決するために、自分の固定概念を変えることによって解決できることがとても面白く、興味がわきました。
•今までは、普段の生活の中で問題点を見つけても、そこで終わっていましたが、ワークショップに参加してからは、どうすれば解決するかまで考えるようになりました。
あと、CMなどで、ダイソンさんの商品を見ると、ついつい見ちゃうようになりました。
•普段の生活の中で、不便に感じたら自分で手を加えればいいんだと思いました。(自分で変えるという発想がなかったので…)
•段ボールで、いかに設計図に忠実に作れるか、苦戦しましたが達成感が強く、もの作りの面白さが実感できました。
•いちから製品を生み出すのは難しいことなんだと思いました。また、機会があれば、このようなワークショップに出てみたいなと思いました。
•グループワークでやると、他の人の意見を聞けて、自分の発想ではない新しいこともわかるのでよかったです。
•参加する前はあまり興味がわかなかったけれど、やってみたら楽しかったです。家でもダイソンの掃除機を使っているので、中がこのような仕組みになっているのかと思うと興味深かったです。
•ものを作る仕事に興味がわきました。今後の選択が広がった気がします。
•エンジニアは、頭を柔軟に使う面白い職業だと思いました。
日常生活にもまだまだ工夫できるところがあるのを改めて知りました。
•他のグループの意見やアイデアを聞いて、自分達のグループでは出なかったアイデアが沢山出ていて、とても面白かったです。
•試作品作りをする前までは、難しい知識がなければ無理だと思っていましたが、一番大切なのは、基礎知識なのだと思いました。
•10年後、20年後の未来がどうなっているのか、とても興味深くなりました。
*インタビュー記事が日経ビジネスオンラインに掲載されました