3学年スピーチコンテスト
年が明けると3学期。3年生の修学旅行準備も進んでいます。先日行われましたスピーチコンテストの様子を、中3英語担当の宮本より報告します。
11月18日 3年スピーチコンテストが行われました。
中3の英会話では来年3月のニュージーランドの修学旅行に向けた英会話の活動が行われています。その一環として、全員が英語で日本文化について話せるように、4つの日本文化(書道・相撲・いけばな・着物)を授業内で発表し、その中でクラス代表として選ばれた12名が今回のスピーチコンテストに出場しました。
英語スピーチコンテストの特徴として、暗唱するだけでなく、facial expression「表情」, eye contact 「アイコンタクト」, body language「ボディランゲージ」等も含めた総合的な評価をされる点が挙げられます。普段日本の環境にいると文化的にあまり求められないせいでしょうか、「無表情・身ぶり手ぶりなし」のスピーチはめずらしくありません。
しかし世界基準だとこのようなvisual効果も必須・重視されているので、ネイティブの先生からしっかり考えて準備するよう指導されていました。
代表選出から1カ月半の間、A4・1枚ほどの原稿の暗唱と、ジェスチャーなどのvisual面を準備。ネイティブの先生による放課後練習や自主練習により、完成度を深めていきました。
当日、発表は文章の内容が同じでも、暗唱以外の部分もしっかり磨いてきていたので、特にそれぞれの個性が光っていた点が素晴らしかったです。
またそれを駆使することで人に「伝わる」話し方が出来ていたと思います。緊張しながらも、緊張がそこまで伝わらないほど準備が周到にされていました。
中でも見事に1位を勝ち取った生徒の発表は、観客の心を引き付け、会場全体を巻き込んで魅了してしまうほどでした。大人でもなかなか出来ないような洗練された、完成度の高いプレゼンを見せてくれました。また、他の生徒にも大いに刺激になったに違いありません。
スピーチを通して、英語で日本文化を伝える面白さを知ってもらうことができたのではないでしょうか。グローバルな人材として自国の文化を英語で説明できることは必須の条件と言われていますが、生徒たちがその大きな一歩を踏み出せたようにみえました。
スピーチコンテストは中等部のみで行われているので、今年が最後の機会となりましたが出場者全員が有終の美を飾ってくれました。今回のスピーチコンテストは「最後」に相応しい出来栄えだったと思います。
*姉妹校から短期の訪問生徒が来ています。1月にも一人加わり、3学期は以下のメンバーになります。
・氏 名:レベッカ・ブローチャ Rebeka Brotya
出身国:ハンガリー
・氏 名:ミケイラ・パン Mikaela Phang
出身国:ニュージーランド
・氏 名:エリフ・サビディン Elif SABEDIN
出身国:デンマーク
・氏 名:ローズ・ファロー Rose Marie FALLOW
出身国:ニュージーランド
・氏 名:サマンサ・サンタナヤ Samantha Santayan
出身国:ニュージーランド
・ 氏 名:ローラ・ライリー Laura Raleigh
出身国:オーストラリア
・氏 名:シャーロッテ・アップルバウム Charlotte Appelbaum
出身国:ドイツ・フランス