2015年4月28日

女性とキャリア③・聞く力・パレード

Filed under: 世界,卒業生 — 漆 @ 5:19 PM

昨日も卒業生が遊びに来ていました。(毎日誰かしら来てます)

ある子が、「お母さんがやっている料理教室の生徒さんが、英字新聞でエコバックを作っていて、一つもらったら、なんと使われいる紙面が品女の記事だった!お母さんから『これは運命よ!!』と言って渡された」とのことで、見せてくれました。

就活中だそうで、「個人面接はいいんですが、人の話を聞いて影響されるので、集団面接が苦手で・・・」と言うので、「それは、人の話を聞く力があるということだから、うんうんと頷いてよ~く聞いて、○○さんがおっしゃったこれは△△と、活かしてみたら?」と伝えました。

自分が集団面接をするときは、本人の話を聞くのはもちろんですが、周りの人の話を聞いているか、そういう態度も見ています。仕事はチームでするものなので、伝える力以上に、聞く力、相手を理解、尊重し、活かし合うことが大切だからです。

さて、キャリアの話の続きです。少し前に卒業生からこんなメールがきました。ジャーナリストとして活躍している子です。生徒のロールモデルになりますね。在学中はどちらかというと、やんちゃで、朝が苦手。担任がよく、電話をして起こしていたのが懐かしいです。

グローバル教育に賛同する卒業生として、ここで少し私の近況をお伝えさせてください。

実は、先月大学院に合格し、この9月から修士号をとる事になりました!

City University LondonのInternational Journalismというコースです。

英国で最大のメディア教育機関で、欧米メディア各社と研究をしています。

海外でフリーで頑張ってもうすぐ1年。悩みながらも少しずつ成長してきた実感はあります。しかし、「グローバルで活躍したい!」と夢みても半年以内に日本に帰っていく人も沢山みてきました。

その理由は沢山ありますが、一つ言えるとしたらやっぱり教育の基盤が十分でなかったからだと思います。

日本で関わる外国人って私たちに分かり易い表現や価値観で話していたんだと改めて気づきました。取材でもそうでした。

そんな私も他人事ではありません。正直、難しい会議についていけずチャンスを逃す事もしょっちゅうです。なので、30歳前にはこの壁を越え、自分が納得する国際的なメディア人になりたいと思っています。駐在をのぞけば、メディア業界はまだまだドメスティックなので、いつか自分の経験をアジアに還元し、もっと沢山の後輩が海外を「体験」するのではなく、本当の意味で国際的に活躍できるように、まずは私自身が頑張ろうと思います!

*5月5日(火・祝)、毎年恒例の「銀座柳まつり・銀座ゴールデンパレード」に吹奏楽部とバトン部が「品川女子学院マーチングバンド」として出演します。総勢161名です。銀座にお寄りの際は応援していただければ幸いです。
プランタン銀座前出発(13:10)→数寄屋橋通過(13:20)→土橋入口到着(13:30)の予定です。

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