修業式・『品川ファミリー』
今日は修業式でした。一年の経つのはあっという間ですね。
今日の式は着物を着ました。着付の授業でお世話になった二見先生が若い頃着ていらした着物です。先生のお誕生日の今日、お墓参りに行こうと、形見の着物を着て、生徒達にもその話をしました。
二見先生は品川高等女学校の卒業生です。そうと知らずに着物の大家として紹介を受け、創立者とのご縁を知り、驚きました。
在校生は長い歴史の間に繋がった品川ファミリーの縁に守られているような気がします。
今日、品川ファミリー向けの広報誌 『品川ファミリー』（そのままの名前です。理事長がつけました）が配布されました。
私はこんな記事を書きました。
昨年の干支は「辛卯」。未開の地を開拓するような困難を乗り越えなくてはならない年でした。そして今年は「壬辰」。内蔵したエネルギーが膨らみ、人知を超える自然の勢いに乗って物事が進む年です。品川ファミリーにとっても前へ向かって一歩を踏み出す年になることでしょう。
さて、古いアルバムを整理していたら、昔の校舎のなつかしい写真が出てきました。ちょっと恥ずかしいですがご紹介しましょう。
- ①2号館の中庭で祖父と。まだ第１体育館が建っていない時代です。
- ②第１体育館屋上。この頃はまだ人工芝が貼ってありませんでした。私は手前。
- ③体育祭で母と。現在の西棟がグランドでした。子どもレースに出されるのを嫌がっています。
- ④バスケット部。日曜はよく父と試合を見に行っていました。私は左手前の子ども。
- ⑤海浜生活を行っていた鵜原の海。身体だけ写っているのは誰でしょう？
- ⑥昔の会議室です。なんと結婚式の集合写真｡私は左中段。この額は今、作法室に。
こうして私がこの学校とともに過ごしてきた50年の間、校舎も少しずつ建てかわりました。そして、平成28年度からは新校舎の着工を予定しています。
ここからの10年、女性の活躍する社会に向け、創立の理念に照らし、この品川女子学院を更に発展させて、次世代の品川ファミリーにバトンタッチしていく、それが私たち今この学校にいる者の役目だと思っています。
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