2015/3/16 月曜日

送別会・教科イチ押し(日本銀行本店・貨幣博物館)

カテゴリー: 28プロジェクト:社会,行事 — 漆 @ 14:43:15
先週、6年生の送別会を開催しました。後輩達が企画しました。

一クラスずつ入場です。私がアイパットで写真を撮っているのを見つけると、列の後ろからVサイン。6年たってもかわいいです。

 有志のパフォーマンス。6年生にクイズを出す形式のがあって、先輩に向かっていきなり指名。「そこのあなた!」には驚きました。品女生って、どうして上から目線なの?
 6年間の思い出映像。1年生のころの顔があまりに幼くてびっくり。今も、かわいい6年生ですが、6年前はもっとかわいかったのね。
 部活の後輩、修学旅行中の3年生、学年や授業を担当した教員からのメッセージビデオ。後輩の言葉を聞いていると、「卒業してもいつでも遊びに来てください」「応援してます」・・・やはりなんとなく上から?でも、これだけしっかりしていれば、6年生からバトンを受けて品女を守ってくれるでしょう。
 6年の学年教員と、理事長、私が壇上に上がり、6年生からの出し物が。すでに泣いている担任も。卒業式はどうなるんでしょう・・・。(自分で映せなかったのでお花の写真のみ。)

私がいただいた花束はいくつかの花瓶に分けて、卒業式に向け、玄関前に飾りました。

 一クラスずつ、スポットライトを浴びて退場です。後輩からの卒業祝いは生徒のデザインしたマグカップでした。

カメラが故障中で、アイパットだと画像が粗くてごめんなさい。

さて、イチ押しのつづき。担当の大井からの報告です。

中1の生徒15名で、東京は日本橋にある旧日本銀行本店・貨幣博物館に行って参りました。旧日本銀行本館は、明治・大正時代に活躍した辰野金吾氏の設計になる、近代日本を代表する名建築で、国の重要文化財です。(彼の設計した有名な建築物には、東京駅の赤レンガ駅舎があります。当日は東京駅から歩いて日銀まで来た子もおり、期せずして辰野作品を二つ体感したことになります。)

1896年に竣工したこの建物は、関東大震災にもびくともせず、「辰野堅固」の異名をとる辰野博士の面目躍如といったところです。当日は他の団体や一般見学者も多く、私たちは年配の女性見学者お二人と同じグループだったので、ご迷惑をかけはしないかと心配しておりましたが杞憂で、生徒達の見学マナーも良好でした。まずお金や銀行の働きに関するビデオを見て学習。中3の社会で学ぶ内容が多かったのですが、提出されたワークシートを見ると、しっかり理解していたようでした。その後館内見学。従来は旧館のみの見学でしたが、地下金庫の内部見学のかわりに、今回は新館の窓口や職員の方のお仕事の様子も見学することができました。歴史的な遺構だけでなく、実際機能している日本銀行本店を見ることができたのは、大きな収穫でした。地下金庫の巨大な鉄の扉には、生徒達も圧倒されたようでした。旧館のいくつかの部屋をまわり、過去の台帳や当時使用されていた道具などの解説に、熱心に耳を傾けていました。

見学が終わると中庭前で記念撮影。その後道路をはさんで向かいにある、貨幣博物館を見学しました。古代からのいろいろな国の様々なお金が展示されていますが、生徒の関心は和同開珎や富本銭以外では、現代の紙幣の偽造防止の技術に集まっていました。様々な工夫を、解説を読み現物を見て確認し、「すごい!」を連発している子もいました。

以下は生徒の声です。「日本銀行が私たちの生活に深く関わっていることがわかりました。日銀に感謝したいです。」「金融の働きのビデオを見て、政府の銀行という意味がわかりました。」「宮殿のような建物で、見ていて楽しかった。」「偽造防止のために最新の技術が使われていて、スゴイと思いました。」「家に帰ってから偽造防止の技術を確認しました。」などなど、今日学んだことが将来きっと役に立つと思います。

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