教科イチ押し(早稲田大学商学部)・吹奏楽部定期演奏会
昨日は吹奏楽の定期演奏会でした。今年で32回目、ゆうぽうとで行うコンサートとしては最後になりました。節目にふさわしく、多くのお客様にお越しいただきました。
チェンバーやバトンの友情出演もあり、楽しくてあっという間の時間でした。卒業したてのメンバーも出演し、部活の卒業式を終えました。
一年生のお母様が涙ぐんで「毎年、こんな素晴らしいコンサートをやっていたんですね。感動しました」
多くの卒業生や旧職員の先生とも会え、生徒の一生懸命さに心が洗われるようなひとときでした。
さて、教科イチ押しの続きです。早稲田大学とは高大連携校として何かとお世話になっています。担当の斉藤から報告です。
当日はあいにくの雨となり、集合時刻も15時30分と少し遅かったため、全員が集合した頃には、辺りは暗くなってしまっていました。
改装中の正門を正面に見て大隈講堂前に生徒が集合し、「早稲田大学商学部」のイチ押し見学会が始まりました。(1)大学の概要説明・キャンパス見学
大学のパンフレットを1人1冊いただき、まず商学部棟へ。
建物は建って間もない雰囲気だったものの、中に入ると古い建物跡を残した作りになっていて、近代的な中に歴史を感じさせる独特の感覚でした。 エスカレーターで2階に上がり、講義の様子も見学しました。
高校と違い、人数も少なく、活発に議論をする形式で生徒たちにとっては新鮮だったようです。商学部棟を出て、キャンパス内へ。
メインストリートを通って北門まで行き、図書館へ。
多くの学生が熱心に勉強している様子に生徒も感心していました。(2)商学部訪問
再び商学部棟へ。エスカレーターで4階まで上がって会議室まで案内されました。
会議室の中では、商学部のケイト・エルウッド(Kate ELWOOD)教授から商学部についての説明をしていただきました。
・ 商学部と経済学部は学ぶことがどのように違うのか。
・具体的に早稲田大学の商学部ではどのようなことを学んでいるのか。
などについて説明を受け、生徒も熱心に聞いていました。商学部では「コンビニはどのように出店すればより効率的か」など世の中の経済活動の中で、より具体的な事例について研究をする、といったところなどは生徒も興味を持って聞いていました。
また、学生はインターンシップなども積極的であること、それゆえ職業についての意識が高く、他学部の学生に比べて就職に関しても積極的であること、なども説明されていました。
最後には「公認会計士」という職業についても紹介がありました。 商学部で学んでいる学生にとってはなじみの深い資格で、しかも資格が必要な職業なので、出産や子育てなどがある女性にとっても非常に適した職業なのではないでしょうか、という説明に、生徒たちも納得の表情でした。
終了後はキャンパス内を見学しながら(途中でクリスマスツリーなどもありました)、正門まで案内をされて解散となりました。
生徒も希望をして参加をしていますので、中には早稲田大学が志望校、という生徒もいたと思います。
実際にキャンパスを見学して、勉強に対する意欲も高まってきてくれたのではないでしょうか。
*『早稲田学報(1210号・2015年4月号)』ワセジョ特集で私のインタビューも掲載されています。(よ~くみると表紙にも)図書室に置いてあります。