子育てのコミュニケーション講座
今年もPTAで子育てにカウンセリングスキルを活かすコミュニケーション講座を行いました。私と先生のセッションのあと、希望者向けに3回シリーズ講座を実施しましたが、それを終えた保護者の方のレポートをご了解をとってみなさんにシェアします。
1:この講座を通して、どんな気づき、学び、発見がありましたか?
■「人には3つの感覚優位があり、それに気づかないままでいるからミスコミュニケーションが発生する」今まで全くそういう観点からコミュニケーションを図る機会が無かった私は目からウロコの瞬間でした。
■親の目線、子供の目線、考え方はそれぞれ違うということを本当には理解していなかった為におこる衝突であると気づきました。
また、子供を信じて見守ることが、今までとても大変で勇気のいることと思っていましたが、同じような子育ての悩みを持ち、克服された方のお話を聞いて、悩み続けるより前向きに考えていこうと、思えるようになりました。
■この講座を通して子どもの心の成長、その子が本来持っている可能性を親である自分が潰していることが多いと気づかされました。
■自分自身がいかに「~しなければならないから」という考えで行動していたかを認識しました。
この講座でそうではなく「私は~がしたいから」「~こうなりたいから」という思考をバックに心がけることによって同じ目的でも全く違ったものになる事を知りました。2:この学びを意識して生活し、どんな変化がありましたか?又、今後の可能性はどうですか?
■以前よりも子どもに対して声を荒げてしまうことが少なくなってきたように思います。
まずは、子どもの話に耳を傾けコミュニケーションを図ることで、無口だった彼女からも少なからず会話が生じています。
■朝1度しか起こさないという事を決めてから、それを継続する事で、日によっては目覚ましが鳴る前に起きるまでになりました。
■娘に対しては、生活する中で注意することがありますが、私のやり方とそうする理由をこうやると気持ちいいよとかきれいになるよなどと話し、やれていたら必ず、小さなことでも毎日、口にだしてほめるようにしました。そうすると、少しずつ意識できているようです。■この講座を受けて、子供と話す機会が増えました。
学校や部活、友達や先輩について話してくれるようになり、話しの聴き方を変える事で子供が生き生きと話してくれるのが印象的でした。
これを運営してくださったNLP研究所の堀口紫さんのメルマガで面白い記事を見つけたので、ご了承いただいて紹介します。ゆかりさんは企業のエグゼクティブコーチングをなさっているのですが、その中で、ある法則に気付いたそうです。以下に一部要約してご紹介します。
ある法則とは?
それは、
「仕事ができる人」
と
「仕事ができない人」の『違い』です。
みなさんは
この両者の違いは何だと思いますか?■「仕事ができる人」の特徴:
1. 未来のシミュレーションができる
2. 自信があり、自分の考え方をしっかり持っている
3. 良好な人間関係を作れる
4. 目標・目的が明確
5. 観察力・洞察力が高い
6. 時間、約束を守る
7. 人生を情熱的に生きている反対に、
■「仕事ができない人」の特徴:
1. 人の話を聞かない
2. 感情によって仕事の効率が不安定
3. コミュニケーション力が乏しい
4. 失敗から学べない、同じミスやトラブルを繰り返す
5. 環境に流されやすい
6. 感情の波がある
7. 後悔が多い
8. 人と上手く関われないなどが挙げられます。
家庭でも仕事でもコミュニケーション力を高めることは欠かせません。昨日は活け花でチームビルディングをし、コミュニケーション力をつける合作の紹介をしましたが、多様性の時代に生きる生徒達には、様々な機会を提供して将来、人との違いを活かせるような人に育ってもらいたいと願っています。