2012/3/6 火曜日

ショートコース最終日(NZ修学旅行)

カテゴリー: 28プロジェクト:世界 — 漆 @ 18:31:43

今日も青空の広がる良い天気でした。

私は、午前中、オネハンガ、グリーンベイで歓迎セレモニーに参加しました。どちらの学校も、マラヤと呼ばれるマオリの集会所で神聖な式が行われました。

現地校の代表生徒も緊張した様子でした。
本校も、スピーチ、記念品の贈呈、歌のリーダーの子はソワソワしていましたが、本番はしっかりとできていました。
こういう役目は大変ですが、やってみれば必ず得るものがあります。

マオリ式の挨拶で互いの鼻のあたまをくっつけるのですが、生徒たちは抵抗があるかなぁと思っていたら、

「こっちの人は鼻が高いからいいけど、私たちは鼻が低いし背も低いからどうやってするんだろう」などとつぶやいている子がいます。

ホームステイのオリエンテーションのときも、コーディネーターが、
「こちらでは、挨拶としてハグをするのが普通です。ホストファミリーから頬にキスされることもあります」と、説明をしていたら、

「そういう場合、お返しはどうしたらいいんでしょうか?」と質問があったそうです。

クラスもホームステイもなんとか工夫してしのいでいるようです。

「うちは、シャワーの時間が厳しくて3分なんです」
「片道35分歩いてきました」
「バディの授業にいっしょに出たら、何の教科なのかさえ分かりませんでした」
「朝食はセルフです」(サンドイッチを作ってきてました。その横でランチボックスにびっしり食べ物入れてもらってる子も)
「お好み焼きを作ったんですが不評でした。美味しいって言ってくれたんですが、表情が‥‥」

家族からの評判もとてもいいと各校の担当者から言われましたが、なるほど、みんな頑張ってるのね。

ショートコースの生徒たちは、ホストファミリーに別れを告げ、午後はワンツリーヒルに登り羊を見て、夜はスカイタワーのレストランで夕暮れの街を見ながら食事をしました。

ニュージーランド最後の一日が気持ちのよい日でよかったです。

私は明日の早朝、この子達と帰国します。その後、二週間、ロングステイの子達はここで過ごします。
楽しく、たくさんの経験をして、成長して帰ってくる日を楽しみにしています。