2012/3/5 月曜日

学校交流の一日目(NZ修学旅行)

カテゴリー: 28プロジェクト:世界 — 漆 @ 17:32:22

昨日から、とてもいい天気で、日差しが真夏のようです。ホストファミリーとビーチに行った生徒もいるそうです。

昨日、街でばったり生徒に会いました。
私に話しかけているのをみて、いっしょにいたホストマザーが、
「your friend?」と子供たちに聞くので、
「校長先生って、何て言うんだっけ?」と顔を見合わせています。

そんなに若く見えたかしらん?

自己紹介して、生徒の様子を聞くと、
「いい子たちですよ。一生懸命、英語もしゃべろうとしてるし。分からないところは筆談です。」

ホームステイは、様々な行き違いがあって当たり前なのですが、今年は今のところ緊急電話がかかってきません。生徒たち、わがままを言わず、精一杯頑張っているんでしょう。この調子で最後までいってくれるといいのですが。

今日から交流校の授業が始まりました。
私は、三校の様子を見にいきました。

ウエストレイクでは、コーディネーターさんと生徒との打ち合わせのあと、対面のセレモニーに参加しました。マオリの歓迎の儀式のあと、本校からは、お礼のスピーチ、記念品の贈呈、校歌の披露をしました。練習の甲斐あってしっかりできていました。

ノースコートでは、交流校の生徒といっしょにモーニングティーを楽しみました。HRは一時間目の授業が終わってからこのブレイクの後にあるそうです。生徒さんたちが歌も歌ってくれました。(こちらの学校で私が憧れているのは、このモーニングティーと、周年記念に新種のバラを作ることです)
校長先生に聞くと、この学校では、寄付金を集めるために、毎年この時期にアートフェスティバルをやっていて、体育館には素敵な絵画や工芸品などが全国から集まってきていました。

ケルストンでは、英語の授業のあと、ホストスチューデントとの対面です。大柄なお母さんのような子もいます。とてもフレンドリーなのがここの特徴で、ニコニコしながら迎えにきてくれました。

校長先生がおっしゃるには、昨年、日本にショートステイをする予定があったそうなのですが、不況の影響でこられなかったとのことで、本校の生徒がくるのを、みんな心待ちにしていたそうです。

実際、「ホストの足りない子はいない?だったらわたしがやりたい!」と声をかけてくる子や、「どうして私はできないの?」と涙ぐんで、先生から「来年は必ずやれるから。今年はランチやブレイクのときいっしょに過ごせるからそれでがまんしてね」などと慰められています。

うちの生徒を何人もの子が取り巻いて話しかけるので、アウトゴーイングな品女生もさすがにやや引き気味でしたが、これならきっと数時間で友達になれますね。

現地の旅行社の方が、「この学校は、留学生がくると英語力が飛躍的に伸びるんですが、こうしたコミュニケーションのおかげなんでしょうね」と言っていました。

明日は、別の三校を訪問します。

写真の赤い花はニュージーランドを象徴するポフツカワの花。この季節に咲くのは珍しいそうです。交流校の庭で撮りました。