19教科イチ押し見学会(地球温暖化とオゾン層)
今日から春休み。とはいえ、春期講習、部活、新学期準備と活気のある校内です。
土曜は体操部、日曜は水泳部の各年代が集まりました。これはのちほどご紹介しますね。
春休み中、部活の催しもあり、卒業生も顔を出してくれています。
*吹奏楽部・定期演奏会(どなたでもご覧いただけます)
日時:3月29日(金)17時00分開演 場所:きゅりあん ※今年はチェンバーオーケストラとのコラボ曲もあるそうです。
*チェンバーオーケストラ部(学校関係者のみ) 日時:3月31日(日)12時00分~ 場所:東棟体育館
*ダンス部(学校関係者のみ)日時:3月31日(日)12時30分開演~場所:西棟体育館
学年ごとの他に、縦割り班でのダンスの発表、さらに恒例のOGによる発表もあるそうです。
さて、教科イチ押し、担当の荒井からの報告です。
校内で『地球温暖化とオゾン層』というテーマで講演をしていただきました。
講演は、東京管区気象台の地球温暖化分析官の滝沢様にお越しいただき実現したものです。
世間ではよく地球温暖化に関する話題が出ています。
温暖化しているとは聞くものの、実際にデータを見る機会というのはあまりありません。ですから、温暖化が本当なのかどうかということを考えることはあまりないのかもしれません。。今回は気象庁が収集しているさまざまなデータを見せていただきながら、お話をしていただきました。
観測を始めてから約100年のデータを見ると、確かに徐々に地球の平均気温が上昇していることがわかりました。
さらに、東京などの都市圏ではヒートアイランド現象も相乗効果となり、大きく上昇していました。温暖化に伴って雨が降りやすくなるという話を聞くこともありますが、それはどうやら本当ではなさそうです。
年間の雨の日数は過去100年であまり差異はないということでした。ただし、大雨の日数は増えていて、よくいう亜熱帯化ということなのかもしれません。
さらに、オゾン層に関しても構造や破壊の仕組みについて説明がありました。オゾン層を測定する機会があることに驚きを感じる生徒が多かったようです。身近なものでオゾン層は破壊されてしまうことがわかりました。 では講義を聴いた生徒の感想をいくつか挙げてみます。
ただ単に二酸化炭素をなくせばいいというわけではないことがわかった
今まで知らなかったことが多くニュースでは理解しきれなかったことも理解できました
ヒートアイランド現象と温暖化の違いがよくわかりました
高解度気候予測モデルはリアルで細かくてすごいと思った
身近に感じ、自分たちにもできることがあるのではないかと考えることができたニュースなどを何となく聞いてしまうことが多いかもしれませんが、データという客観的な証拠をいろいろと目にしたことで、温暖化やオゾン層に関して理解が深まったようです。