いよいよホームステイ
今日はいよいよステイ先へ。
学校別にバスに別れて、いってきま〜す!
しばらく会えないね、と、交流校が別々の友達と抱き合って泣いている子も。
みんな元気、楽しみで仕方ないという子がほとんどですが、初めての海外、まして他人の家庭にお世話になるのですから、やっぱり心細いのでしょう。
バス内でウエルカムセレモニーの歌を練習し、(切羽詰まって、昨日とは集中力が違います。リーダーがやり方を提案し、みんなで工夫。クラスが混じっていても、三年生ともなるとチームワークがいいです。)
学校に到着。
留学担当の先生の紹介。困った時はいつでも相談するようにと話がありましたが、分かったかな?
これから毎日お世話になるコーディネーターさんからくわしい説明。明日からのサバイバルがかかっているので、メモをとる目も真剣そのもの。
ニュージーランドの人はとても親切です。でも、日本人のように、黙っていて察してくれるということはないので、こちらからどうしてほしいのかお願いすることが大切です。
かくいう私も、この子達と同じ年頃で初めてホームステイしたとき、到着時にお昼を食べていないと言えず、部屋でおせんべいを食べて叱られたり、お風呂を使っていいですか?と聞けず、三日目に聞いたら、何で言わなかったの?と驚かれたりしました。
私からは、自分が、ここでバスの降り方が分からなくて、困ったときの話をして、何でも聞くようにと伝えました。
コーディネーターさんが、いつでも相談に乗ってくれますし、自分から言えない子も、毎朝提出するメモがあるので、すぐに慣れていくでしょう。
こちらの方はのんびりしていて、時々、日にちを間違えていたり、集合時間に遅れたりするので、じぶんのお迎えがきているか生徒たちはドキドキです。
最後になった子が、記念にガランとした教室内にいる写真をとって、出発です。何事も帰国後の土産話にしようとするその前向きさが品女的。
小さい子と一緒のお母さん、ペット連れのお父さん、様々です。
ホームステイを充実させるコツは、自分から家族の一員としてお願いしたり、お手伝いしたりすること。そして、友達の話を聞いて、隣の芝生と比べないことです。
初めてニュージーランドの家族と一緒に過ごす週末、楽しんでくださいね!