2013/3/4 月曜日

交流校に初登校

カテゴリー: 28プロジェクト:世界,行事 — 漆 @ 11:56:02

今日から交流校での授業が始まりました。

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こちらは、姉妹校のセント・ドミニクスカレッジ。歓迎の式典の様子です。神聖なマオリの儀式で出迎えてくれました。
そのお返しに、全校生徒の前で、歌とスピーチを披露します。姉妹校生の迫力に、手が震えている子も。
そういう私もいきなり挨拶することになって、緊張しましたが、真向かいに留学中の高等部生の顔が見えて嬉しくなりました。

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生徒たち、心を込めてしっかりとできました。歌声もきれいでした。挨拶の、「みなさんの家族の一員になりたい」というフレーズでは、うんうんと、優しい反応がありました。

お土産に持って行った折り紙で日本の行事を表現した色紙も好評でした。こちらには色紙がないそうです。あとでこれは何?と聞かれ節分や七夕は説明が大変。バディーに聞かれるかもしれないから、英語で言えるように準備しておくといいかもね。

今年は各自、日本文化の三分プレゼンをUSBに入れて用意してあるそうで、これもまた交流のいいツールになりますね。

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教室に戻って留学担当の先生からお話。何度も品女にきてくださっている方です。

そのあと、ケルストンとグリーンベイをまわり、校長先生にご挨拶してきました。
二週間滞在ですか?と聞かれ、卒業式があるので先に帰ります。と言うと、「生徒さんは私たちがしっかりお世話しますから」とにっこり。

今年で十年のお付き合いの学校もあり、校長先生も留学生担当の先生も顔見知りで安心です。グリーンベイでは、日曜にアイアンマン(226キロ)に出たという教頭先生と盛り上がりました。ニュージーランドはトライアスロンが盛んなのですが、昨日のレースは世界的にも有名で、ホストファミリーの中にも出場した方がいるそうです。

そんなスポーツ大好きお宅にお世話になると、何が起きるかというと‥。
この期間中に八キロくらい橋を走る大会があるのですが、朝、いきなりそこへ連れて行かれて、「じゃあ、向こう側で待ち合わせね」と言われ、嫌と言えずに「死ぬ気で走りました」という先輩も。
こちらでは嫌なことは嫌と言う勇気が必要なのです。

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早速、各校、ニグループに別れて授業開始。バディーの授業に出る子もいます。

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午前中のお茶の時間、お昼ご飯はバディーに連れられて。

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馴染みの品女が来ると聞くと、生徒の四倍もバディーが手を上げる学校もあり、選にもれて泣く子も出るとか。そういう子たちに囲まれて、お世話されてました。(この写真、この中にうちの子一人です)
自分からも積極的に話して、英語も上達するといいですね。

長旅の疲れ、初めての経験、文化の違う場所で言葉も通じず、思い通りにならないことがあるのが当たり前。でもみんな頑張っています。
今日は一人も休まず、登校していました。