2012/3/31 土曜日

22教科イチ押し見学会(東京外語大学)・韓国版『女の子が幸せになる子育て』

 

昨日は吹奏楽部の定期演奏会がありました。バトン部も友情出演し、ご来場いただいたお客様に対するホスピタリティー溢れた素晴らしい演奏会となりました。これは私の小さなカメラで撮った写真ですので、カメラマンさんより写真をいただいたら後ほどご紹介します。
教科イチ押し見学会。引率の瀬戸口からの報告です。

朝は8時半から、朝鮮語専攻の授業を見学させていただけることになりました。かなり早い時間の集合だったのですが希望者全員が参加しました。朝鮮語というのは韓国語と同じことです。KPOP歌手の影響もあって、独学で韓国語をかじった経験がある生徒、ハングルの読み書きができる生徒までいます。女子高生が韓国語を自ら勉強するなんて、数年前までは考えられなかったことです。

当日の授業内容が偶然にも口語中心だったこともあり、生徒は熱心にメモをとりながら聞いていました。内容はあくまでも専攻語の大学生に向けたものだったのですが、「なんとなく分かった」「楽しかった」との感想が聞かれました。

そのあとは図書館に移動しました。これも運よく、教授に館内ツアーをしていただくことができました。貴重な資料を解説つきで見せていただくことができました。世界中でここにしか無いという資料をおそるおそる触ってページをめくっていました。

図書館にいると、突然電話がかかってきました。何事かと思ったら、東京外国語大学にいる品川女子学院の卒業生でした。「制服姿の生徒をたくさん見かけたので!もしやと思って!」

彼女をはじめ、この大学には品川女子学院の卒業生が数人います。お昼には学食に移動して、卒業生とそのお友達の学生さんたちと一緒に昼食。受験勉強の話や、大学生活について色々話を聞くことができたようです。

午後からは、アジア・アフリカ研究所を見学させていただきました。研究所の先生方には貴重な時間を割いていただき、たくさんの資料を見せていただきました。特に文字についてのお話が生徒にとっても大変興味深かったようでした。

専門の研究分野について熱く語る教授の姿を見ながら、「これぞ学ぶ楽しさだ」と私もあらためて感じました。最後には甲骨文字スタンプを使わせてもらい、よい記念ができました。

普段、外国語といえば英語を勉強している生徒たちですが、この日は英語だけでなく、色々な言語と文化に触れることができました。世界が拡がる瞬間、そしてワクワクとドキドキをもたらした一日だったのではないでしょうか。

英語+もう1カ国語がこれから世界で活躍する世代には必要と言われています。台湾版に引き続き、『女の子が幸せになる子育て』の韓国版が発行されました。
図書室へ入れましたので、興味のある方は見てみてください。
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