今だからこそ女子教育(蓮舫代表、小池都知事インタビュー)
今日は夏が戻ってきたような一日です。西棟を回っていたら理科室からは温泉のような臭いが!のぞいてみたら実験です。生徒が説明してくれました。
美術室では、写生。 |
作法室では茶道の授業。小野田先生の帯は古くなった着物にご自分で刺繍をしてしたてたそう。一学期に伺った津田先生の「着物はエコ。心と物を大切にする思いが表れる」というお話を思い出しました。 |
週末の、都民の日は田園調布学園の90周年の会に伺いました。東京都私学協会の同じ支部で、ずっとお世話になってきたご縁の深い学校です。学校関係者、私学関係者が集う和気藹々とした式の場にいて、日本の教育を支えてきた伝統校に共通する空気を感じました。
すべての私学は創立者の志と寄付から始まります。特に、多くの女子校は、公には女子教育の場がなかった時代に、私財をなげうって創立され、その理念を大切に守りながら、女子教育のバトンをつないでいます。
文化祭の時、3年生のあるクラスが、政治について調査し、発表しました。何人もの政治家の方にご協力をいただきましたが、特に女性の政治家の方の主張の明確さに感激したそうです。
蓮舫さんは代表戦のさなか時間を取ってくださいました。 |
小池都知事は就任直後のお忙しいときに、この数人の中学生のため予定を開けてくださいました。
これからの日本は世界に類を見ない人口減少期に入ります。そんな中、希望が持てるのが、まだまだ女性の活躍の余地が残されているということです。親世代が見たこともないような立場で女性が活躍する時代に向け、今だからこそ、この日本には女子に特化した教育が必要だと確信しています。
今日の夕方は特別講座「いのちの授業」~新生児医療の最前線を学ぶ~がありました。神奈川県立こども医療センター新生児科医長 豊島勝昭先生(ドラマ『コウノドリ』の医療監修もなさっています)にNICU(新生児特定集中治療室)の最前線のお話を伺いました。 |
将来、知っているのと知らないのでは大きな違いがあるだろうと強く感じるお話でした。生徒の未来に向け、キャリアに偏らず、様々な情報提供をしていきたいです。
*10月はピンクリボン月間です。女性がちょうど仕事と家庭で忙しく、自分のケアが後回しになる時に女性特有の癌が発生する時期が重なります。これに苦しめられる卒業生、生徒のお母様を何人も見てきました。私の母も40代で発病し、私の年にはこの世を去っていました。本校同窓会「芳葉会」会長の藤森さんの癌の撲滅、癌患者のサポート活動について、「Yahooネット募金」で特集されています。ドネーションも開始しています。是非、ご覧になってSNS等で広めてください。