バトン部大会・新しい留学生
昨日は東京体育館で行われたジャパンカップにバトン部が出場したので、応援に行きました。私のお隣のブロックに本校保護者の方が集まっていらして、そろいのうちわ、かけ声の勢いが在校生のようでした。
本校が1,2,3,4,と声をかけながら整然と入ってくると、なぜか審判の皆さんがウケていました。出場人数が多いので、永遠にかけ声が続くような感じがしたからでしょうか。
私の席は審判の真後ろでしたので、各校の様子がとてもよく見えました。演技中の技術はもちろん大切ですが、入場するとき、いえ、その前から演技は始まっていると感じました。上手なチームは入ってくるときの間隔の均一さや腕の角度の統一など細かいところに気持ちが行き届いているのです。
審判席から見ると、始まる前の段階で間隔がずれているとそれだけでなんとなく、落ち着かず、ぴしっと決まっているとチームが一丸となっている気のようなものが伝わってきます。
普段から小さなことを大切にすることが大事。というのはすべてに通じることだなとあらためて実感しました。
品女の生徒は一生懸命さが伝わるいい演技だったと思います。合宿や夏の練習でけがをしてしまった選手もいるなか、力を合わせてよく頑張りました。4年、5年が選抜でなく全員参加します。そして、故障で出られなかった人も後輩もバトン部みんなで一つのチームです。結果は、昨年より順位を二つあげての15位でした。全国区から強豪校の集まる中、生徒たちには満足のいく結果だったのではないでしょうか。
そして、もう一つ、顧問から聞いたことうれしい話があります。バトンを落とさず一区切りの演技ができると各校、自分のチームに拍手をするのですが、品女生は他の学校の演技にも同じように拍手をしていたそうです。本校では、「チームでの競争」を大事にしているので、相手の頑張りを評価できる気持ちが育っている野かもしれません。
さて、2003年に留学生受け入れプログラムが始まり、20か国目、85人目の留学生が来日しました。9月現在、4月に入学した4Dクリシタルさんと9月1日に入学したアメジストさんの計2名が在籍しています。キラキラした名前ですね。来年1月にはAUSの姉妹校から1名の短期留学生を迎える予定です。
クリシタル(フィリピン) 15歳 もう、すっかりなじんでいます。
アメジスト(イギリス) 17歳 始業式で日本語、英語でスピーチをし、大きな拍手で盛り上がりました。
また、文化祭期間中にオーストラリア姉妹校であるイプスウィッチガールズグラマースクールより
10名の生徒+2名の先生が来校します。みんなで温かくお迎えしましょう。ホストファミリーをお引き受けくださったみなさま、ありがとうございます。
スケジュール
9月16日(金)夜、日本到着 ホストファミリーと対面
9月17日(土)ホストシスターと登校、文化祭見学
9月18日(日)ホストシスターと登校後、OGが東京観光案内
9月19日(月)ホストシスターと登校。OGが午前中東京観光案内、12時~13時お別れ会
国際交流のページに写真や詳しい紹介が掲載されています。
*クッキング部で特別講座を行ってくださった松嶋シェフの対談です。外国人最年少でフランスでミシュランの星を獲得した方です。一つの道を究めるとすべての道につながるのだなと実感する対談です。食育を考える上でも、生徒、保護者のみなさんに共有したいと思い、ご紹介します。