夢を叶える力の集め方
今日は、終業式。私からは、病児保育のフローレンスの駒崎さんが始めた赤ちゃんの虐待死を防ぐプロジェクトのこと、先日、講演をしてくださった登山家の栗城さんのことなどを例に、「夢を叶えるための力の集め方」という話をしました。
今は、個人の力がネットを通じて大きな力になる時代です。しかし、その土台には人の為になることをやる、力を貸してくれた人への感謝を忘れず報告を欠かさないといった振る舞いによって築かれる信頼関係が必要です。
学校で作ったクリスマスカードを活用して、文化祭などでお世話になった方々へのご挨拶をして1年を締めくくるよう伝えました。
こうした行動を起こすのはいつでしょう?思いつく人は一万人、声をあげる人はその百分の一、行動に移す人はその百分の一、つまり一人になってしまうと言われています。
手伝う人はいますが、リスクを取って最初の一人になる勇気を持てる人は少ない。世界の社会起業家をサポートしてきたアショカ財団によれば、世界を変えた社会起業家に共通することは、10代の頃になんらかの行動を起こしているということだそうです。
先日の、リーサスのイベントでも、学生の発表者のほとんどが、すでに行動を起こしており、大人の発表者が「大臣よろしくお願いします」とお願いしているのとは対照的でした。(中学生受賞のニュース)
若いからこそ、力がないからこそ、手伝ってくれる人が多くなります。「考える前にまず行動」の品女生には、世のため人のため、一万人に一人の「一歩踏み出す人」になってほしいと願っています。
*ユニバーサルマナー検定でお世話になっているミライロさんのバリアフリー街イベントに生徒が協力しました。当日の様子がフジテレビFNNスピークに
ミュージカル俳優、井上芳雄さんより、新著の「ミュージカル俳優という仕事」を頂きました。ミュージカルデビューをした芸大の学生のころ、本校の生徒の前でお話をしていただいたことを思い出すと、この方も、人の力を集め、夢をかなえ、人を幸せにする仕事を続けている人の一人だなと感じます。 |