特別講座(池上彰先生と学ぶ②つづき)
今日は急に真夏が来たような一日でした。今、夜の職員室にいてもまだ熱がこもっている感じです。テスト開けで部活も始まったので、熱中症に気をつけるように今朝、話しがありました。夏の初めは身体が慣れていないので特に注意が必要です。
そんな暑い中、今日はオーストラリアのコルベカレッジから萩原先生がお越しくださいました。SGHで連携しているチャレンジベースドラーニングの成果について、お話を伺いました。夏休みには5年生の代表班二班が訪問することになっています。
夕方は特別講座に池上彰さんがお越しくださいました。以下は、前回の報告です。
これらをグループ毎に議論し、グループでまとめた意見を発表して、池上先生にコメントをしていただく、という流れで行いました。 第一回の授業に続き、生徒たちが話し合いながら進めていく形式をとったことで、活発な議論が行われました。 生徒たちからは次々にユニークなアイディアや意見が出て、池上先生も驚かれていました。 教育格差を無くすために富裕層から税金を取るべき、国会議員の給与削減など、さまざまな意見が出る中、特に生徒たちの興味をひいたのが、池上先生のお話の中で紹介されたアメリカのコロラド州の事例でした。マリファナを合法化したことで、かえって治安が改善した、というものです。その上、マリファナには高い税をかけて、その税収で教育費などを賄っている、など、驚きの内容でした。
生徒たちのアイディアも、実現が難しそうなものが挙がっていましたが、アメリカの事例には本当に驚いていました。最後に設けた質疑応答の時間も、この事例への質問が出され、生徒たちは池上先生の解説に聞き入っていました。 最後に、生徒の感想を一部、ご紹介します。 ■「今回の話はとても身近で面白かったです。池上さんも仰っていたように、本当に私たちは恵まれているなとしみじみ思いました。」 ■「政治もこの国のことも全て完璧に知らない私が一番思うことは、国のお金を教育にもっと使うべきだということです。そのために、若い世代が選挙の投票に行くべきだということを、もっといろんな人に知って欲しいです。」 ■「今回のマーガレット・サッチャーさんを扱った授業は、とても楽しかったです。普段自分一人で考えている時は突飛なことを考えつくことは多くないのですが、グループワークをしていると他の人が言ったことを取り上げて発展させていくことができて、とても面白いです。自分たちのアイディアに対する池上先生のコメントが聞けるのが嬉しいです。」