スポーツ庁主催パブリックコンテストの最終プレゼン
中等部でも、文化祭などで研究した内容、部活や有志のグループで自主的に研究した内容を学会やコンテストなど、外部で発表する生徒達が増えてきました。この日はスポーツ庁でプレゼン。鈴木大地長官からコメントもいただいたそうです。鈴木長官は水泳部つながりで本校で講演をしてくださったこともあるので、その後、お礼メールをしたら、感想と写真もいただきました。
河合より以下報告です。
2月9日(土)雪の降る中,中等部2年F組が第2回スポーツ庁主催パブリックコンテストの最終プレゼンに参加してきました。2年F組が白ばら祭で発表した「体力向上」をもとに,8名の生徒が有志という形で応募しました。白ばら祭では「体力がなかったらどんな問題が?」・「体力を上げるとどんな効果が?」・「体力を上げるためにできること」という3つの柱で取り組みましたが,今回のコンテストは「スポーツ実施人口を増やすには?〜もし,あなたがスポーツ庁長官だったら〜」というテーマでしたので,企画を1から練り直しました。白ばら祭から2ヶ月が経った頃,クラス全員で体力をつけないと!運動をしないと!と言っていたにも関わらず,部活動や習い事以外で運動を続けていたのはわずか…1人でした。そのことからヒントを得て,SNSを使って運動を続けたくなる仕組みを作ろうとしていました。SNSを使って,友達と「どこまで勉強するか」「いつまで勉強を頑張るか」と目標を共有する『勉強垢(アカウント)』に倣い,『スポーツ垢(アカウント)』を作ろうというものです。
代表生徒4名によるプレゼン プレゼンそのものは,とてもとても緊張していました。7回も8回もクラス全員の前や先輩たちの前でリハーサルを繰り返していたのに,見ず知らずの人の前でプレゼンをするのは場数を踏まないと慣れないということを生徒が実感できる貴重な機会となりました。
鈴木長官から講評をいただいています 残念ながら表彰には至らなかったのですが,221チームの応募の中から選抜で最終プレゼンに選んでいただき ました。表彰に選ばれチームとの違いは, アイデアだけでなく公的なデータをどれだけ分析でき, それに対応するプランが立てられているか。 これからの学校生活でデザイン思考と形にする技術をしっかりと身 につけつつ, エビデンスに基づいたアイデアを打ち出すことのできるようになる チャンスを見つけていってほしいものです。
表彰式での一コマ
明日は入学式です。今日、午前中は雨でしたが、天気もよさそうでよかったです。
この先輩達のように、積極的にチャレンジする6年間を過ごしてほしいと思っています。