4年生卒業生懇談会
今日も新学期の準備をしています。
このところの暖かさで校内の桜もかなり咲きそろいました。
始業式の前に昨年度のものをアップしておかなければ。4年生の卒業生懇談会の様子を斉藤からご報告します。
こうして、あらゆる場面で卒業生が在校生のサポートをしてくれています。
在校生は卒業生のために卒業生は在校生のために。そんな絆がずっと続くのも私学の一貫校の財産です。
4学年では、進路ガイダンスとして学年集会と卒業生懇談会が行われました。
・学年集会「模試と学習について」
学年全員が講堂に集合し、5学年に向けての学習について講演を行いました。
模擬試験の偏差値の持つ意味や、模試の受験後の活用について説明をしました。
本校では模試の度に「品女シート」を活用して復習をより効果的にしています。
5年生になってからの学習への心構え(「5年生は実質高校3年生!」という話もありました。)や受験に向けての気持ちの切り替え、「受験は団体戦」などという話もありました。
模擬試験の成績が返却された直後ということもあり、生徒は真剣な表情で話に耳を傾けていました。・卒業生懇談会
[全体会]
引き続き講堂で卒業生懇談会を行いました。
1年前の卒業生が12人集まってくれました。文系が8人、理系が4人。
1人1人が大学でどのような事を学んでいるのか、高校の時はどのように勉強をしていたのか、などを詳しく話してくれました。生徒も直前に講演を聞いていたこともあり、先輩方の話を時折メモをとりながら一生懸命に聞いていました。
全体会は70分程度続いたので少し長い時間ではありましたが、みんな集中力を切らさずに聞けていたと思います。[分科会]
各クラスに戻り、卒業生がグループに分かれて5つのクラスを回ってもらいました。
生徒が先輩に全体会では聞けなかったことを聞いたり、逆に卒業生が話し足りなかったことを話したり、という感じで進んでいきました。全体会と違って先輩方までの距離も近く、各クラスでたくさん質問が飛び交っていました。
全体会も含めて卒業生が口を揃えて伝えていたのは「とにかく今は学校の勉強を完璧にこなすこと。」ということでした。
「学校を信じてついていけば必ず志望校には合格する。」と言ってくれた卒業生もいました。・終了後に……
来てもらった卒業生にはお弁当を用意したのですが、その後も時間に余裕のある範囲で残ってもらう様にお願いをしておきました。
そうしたら、卒業生に個別に話を聞きたいという4年生がたくさん質問をしに来ました。
中には食べかけのお弁当をそのままにして1時間、2時間と生徒の質問にずっと答えてくれている卒業生もいたりしました。
結局卒業生が解放されたのは、分科会が終了してから2時間後。それだけ4年生にとっては有意義な企画だったということだと思います。
*国立博物館で作成したお皿のうち、