2012/4/5 木曜日

26教科イチ押し見学会(理化学研究所)

今日から新学期準備です。

まずは職員室内のお引っ越し。(机の形が同じなので引き出しの中身だけもって新しい席に移動するんです)

新任教員も品川ファミリーに仲間入りです。

入学式、始業式に向けて生徒がスムーズにスタートできるよう教職員一同、心をこめて準備をしています。

私も、昨日もらったお花を事務所の窓口に飾りました。

(生徒思いといえば、日曜に教員の結婚式に行ったのですが、式のはじめの新郎の挨拶で「明日はトマリアーナ発売日です」と宣伝するのでびっくり!担任学年のコラボ製品とはいえ、本当に生徒がかわいいんですね。)

さて、教科イチオシ報告のラストです。担当の石渡からです。

理化学研究所(通称、理研)はトップレベルの研究者達が集まる、日本で唯一の自然科学に関する総合研究所です。昨年に引き続き、理科に興味のある3年、4年、5年生を連れ、ライフサイエンス部門を担う横浜研究所に見学に行かせていただきました。

 まず、ホールにて研究所の概要説明。理研は物・化・生の様々な分野の研究がなされているが、ここ横浜研究所ではとくに生物系の研究を7つの研究センターに分かれて行っています。それぞれのセンターの研究内容、それが何に繋がるかなどをDVDを使って説明していただきました。学校の生物の授業であつかった単語などが出て来て、生徒達も理解しやすかったと同時に、授業と社会が結びつき、喜んでいたようです。
 DVD視聴後、「生命分子システム基盤研究領域」「植物化学研究センター」「免疫アレルギー科学総合研究センター」を見学させていただきました。それぞれのセンターでは「世界第1位」、「国内最大」など、最先端の研究機器にふれ、説明を受け、良い刺激となったようです。
また、ある生徒は研究者というと暗くて、男性ばかりのようなイメージがあったようですが、明るくきれいな施設、多くの女性研究員を目の当たりにし、意識が変わったとのこと。
施設見学後の研究者の方々との懇談では、研究の楽しさや辛さ、やりがいや自身の過去の経緯など、様々な質問に答えていただき、どの小グループももりあがっていました。女性研究者の方々の話を聞き、自分の描く将来と照らし合わせながら有意義な時間が過ごせたようです。文理選択、理科科目選択を控え、この理研での経験が彼女達の新しい一歩への手助けになれば幸いです。