2012/4/11 水曜日

今日の一年生・NEC見学

昨日は始業式でした。朝、廊下に歓声(悲鳴?)が響いていました。(クラス分けの表を見ているんです)

一年生も元気に「おはようございます!」と玄関を入ってきます。(例年私が道を聞かれるので、今年は主任が先に待っていました)

それぞれ学年が上がって、始業式の壇上から見ると表情がいつも以上に輝いているように見えます。

私からは、「目標への近づき方」的な話をしようと思っていたのですが、自分が故障してしまったので「その途中でもし、思いがけないことがおきたら・・・」という話に変更。

残念ながら、よく調べたら沢選手とは違うタイプでしたが、自分の足で40キロ走れる私が、「まっすぐ歩く練習をしてください」と言われたときはガーン→ショボーンでしたが(のんきな夫は「振り出しにもどっちゃったね」などと言ってました)

ふと、活け花の授業で州村先生が「もし、途中で枝が折れてしまったら、はじめから短い枝だったと思って」とおっしゃっていたのを思い出し、入学式の前日には10キロまっすぐ歩く練習をして(やり過ぎ?)、ほとんど支障がなくなりました。

そんな体験をシェアしました。新学期、特に6年生は目標に向かって頑張る一年になると思いますが、思いがけない出来事、自分自身のコントロールさえ思い通りにならないことがあるでしょう。

ときには立ち止まったり、後戻りしたり、ルートを変えてみたりすることも必要かもしれませんね。

写真は今日の1年生の学年集会の様子です。

「今日、自分で起きた人」と聞いたら、ほとんど全員が元気よく手を挙げていました。

今朝は、私が見つけただけでも、リボンタイを途中で落としてしまった子が3人!リボンタイの止め方も慣れないんですね。今月は、自分で起きられて、元気に登校できて、おはようが言えたら100点です。

(でも、集合も早いし、メモもすごい勢いでとってるし、隣の人に会釈してから座ったりしてマナーもばっちりだから、すでに120点くらいかも)

さて、 春に特別講座としてNEC埼玉を見学させていただきました。その様子を引率の石栗からの報告します。

一年生にどうしてこの学校を選んだの?と聞いたら、「イベント好きだから」と答えた子がいましたが、こんなふうに「楽しくってためになる」ことがたくさん待ってますよ。

3月21日の家庭研修日、1・2年生43名と、NEC埼玉の携帯電話、スマートフォン生産工場見学に行ってきました。場所は本庄児玉と学校から遠いので、9時に集合しバスで移動です。

車中では今回の企画でお世話になった方々の会社概要の説明や、海外から日本に来ている方のお話を伺い、思いがけず国際交流ができました。

到着後、ロビーで記念写真撮影を行い   お昼の時間です。
   およそ3時間の旅の疲れもなく全員元気です。食後には一人一人のネーム入りのストラップをいただきました
こちらはレーザーで部品を削る機械で作ったとのこと。思いがけないお土産に生徒たちも大喜びです。(いただいてばかりでは申し訳ないので、こちらからは『ほ和っと』を贈らせていただきました。

おなかも落ち着いた頃、講義の始まりです。会社概要や携帯電話の開発、設計、生産はどのように行われるのかという話を伺ったところで、新型のスマートフォンが全員の手元に配布されました。スマートフォンを使っている生徒は3~5名ほど、ほぼ全員初めてのスマートフォンということで楽しそうに触っていました。

   続いて工場と携帯電話の展示を見学しました。工場内にホコリや静電気を持ち込むのは厳禁なので、全員白衣と帽子を着用、楽しそうに着替えていました
  携帯電話ミュージアムでは初めての携帯電話から最新の携帯電話まで展示されていました。生徒たちは生まれる前の携帯電話や生まれた年の携帯電話を見て、その大きさや重さなどに驚いていました。

工場内は写真撮影厳禁なので写真はありませんが、生徒たちは想像していた工場の様子と実際の様子の違いに愕きながらも、製造の流れを食い入るように見学していました。

   最後に、携帯電話組み立て体験です。二人一組で携帯電話を組み立てました
   わからないところは質問をすると丁寧に教えていただけたので全員組み立てることができました。

これですべてのプログラムが終了。バスで学校まで戻ると時間は6時10分。校外授業のような一日でした。
こちらの工場は、最近では珍しい国内での生産拠点ということで、海外に負けないために何を工夫しているかというお話をいろいろと伺うことができました。生徒たちも大満足の一日でした。