修業式・Forbes Japan 掲載・生徒企画のイベント
今日は修業式です。放送で行い、中等部卒業証書授与式も簡略化して行います。
さて、例年実施しているソーシャルビジネスプラットフォームアイディアコンテストに参加した生徒の活動が、Forbes Japan 4月号に掲載されました。先日のブログでもお知らせしましたが、その詳細を担当の河合より以下報告します。
2月25日発売のForbes Japan 4月号に，品女生が掲載されました。昨年度，家庭科が実施しているCBL(身近な課題に対する探究学習)の活動として，現在の6年生4人が「通学路での防災意識を高める」という活動を始めました。その生徒たちが受験生となるのに当たり，後輩たちが有志として活動を引き継ぎ，少しずつ活動を発展させてきました。
オープンキャンパスや地域のお祭りでワークショップを実施して，活動の幅を広げていきました。
Forbes Japan Social Award U-18に応募してからは，「お父さんの会」の皆様に向けてワークショップを実施し，ビジネスに結びつける点でご指導を仰ぐ機会もいただきました。 他にも，防災に取り組んでいる団体や企業へ取材に出かけたり，「防災に詳しくないのに，偉そうに防災を語れないから」と，休日は防災に関わるイベントにボランティアとして自主的に参加していました。
そうして少しずつ内容が充実し，プレゼンテーションの練習を重ねた結果，Forbes Japan Social Award U-18 では激励賞をいただくことができました。今年度，最優秀賞は該当者なしという結果であったため，事実上の1位として Forbes Japan 4月号に掲載していただくことに繋がりました。 活動の幅を広げ，外部に発信していくことを通して，企画を構成する力に磨きがかかる。外部との交流を通して，自分の思考が間違っていなかったと自信がついて，行動力がさらに増していく。1年半に渡ってこの活動を見守ってきましたが，1年半前とは比べられないほどの能力を，彼女たち自身が身につけていったのを見せつけられました。彼女たちは今後，防災に関する活動を継続しつつ，これまでに参加した「アイデアコンテスト」と「学会」のそれぞれの面白さを”いいとこどり”した企画の実現に向けて，動き始めています。これからも，自発的に外部との接触を試みることで，色々な化学反応が起こることを期待したいと思います。
さて、上記のイベント、他校にも声をかけて進めていましたが、全校一斉休校の影響で辞退があいつぎ、参加者ゼロになってしまいました。しかし、生徒達はあきらめず、ウエブ上の開催をすることができました。学校内外の多くの方が応援してくださり、これからの世代はこうして学校や企業や年齢の枠を越えて繋がっていくんだなぁと実感させてもらいました。生徒から教わることはほんとうに多いです。
参加者に公開の了解を得ているとのことなのでご紹介します。
ポスターの公開サイト
本日3/23(月)17時までに以下、フォームから評価をお願いできるようでしたら，
