特別講座(親子着付け教室)
昨日の東京最高気温は36度!暑いはずです。今日も部活は温度計とにらめっこです。みなさん、体調には気をつけてください。
そんな暑い街で、着物姿に日傘の女性が横を通り過ぎました。その凜とした姿がとても涼しげに見えました。
以前、卒業生の二見先生に生徒に着物の話をしていただいたとき、
「夏の着物は暑くて当たり前。大切なのは、自分のことではなく、それを見た回りの方が涼やかな気持ちになること。そういう装いを心がけましょう」
と、おっしゃったことを思い出しました。
さて、一学期、2年生は浴衣着付けの授業をしていましたが、保護者の方からも是非との声があがり、津田先生に親子着付け教室をお願いしました。
学年主任の髙田からの報告です。
2学年は1学期に『日本を知る』
をテーマに日本の伝統文化を学び、 体験するプログラムの一環として、きものライフスタイル・ コンサルタントでソリテュード研究家でもいらっしゃる津田恵子先 生にゆかたの着付けを教えていただきました。 保護者の方からも受講したいという声があがり、
津田先生にご相談したところ、ご快諾いただき、今回の「 保護者と生徒の着付け特別講座」が行われました。 希望を募ったところ、計77名ものご希望で、急遽、第1回、第2
回と時間帯をわけて行うこととなりました。 内容はゆかたの着付けのコツや半幅帯結びなどの体験講習、また、
きものにまつわるこぼれ話、凜とした美しい姿とは、 男女の所作の違い、個性にあった品のよい色合わせのお話。 など多岐にわたり、あっという間の 90分間でした。
お父様やお姉様の参加もあり、保護者の方と生徒が一緒に受ける授業風景は大変微笑ましく、 新鮮に見えました。 生徒がお母様の着付けを手伝う場面も多々、見受けられ、
授業の成果が発揮されていました。 講習の終わりには、
お互いに記念撮影をする光景があちらこちらで見受けられ、 この夏は親子でゆかた姿が多くなりそうな予感がしました。