2014/8/10 日曜日

プログラミングの学習

初等中等教育からのプログラミング学習が論理的思考力をつける上で効果的であると話題になっています。この日は、天才プログラマーと評判の高い清水亮先生にお越しいただき、1年生にプログラミングのお話をしていただきました。

清水先生からは、以下のようなお話がありました。

・プログラミングは、自分の入力したままのものが表れる。最終形をイメージしてどう到達するか複数の要素を組み合わせるので、論理的思考が鍛えられる。

・アメリカではオバマ大統領が「すべてのアメリカ人がプログラミングを学ぶべき」と発言し、スティーブ・ジョブスも同様のことを言っている、プログラマーでない二人がこのような意見を述べていることに意味がある。

・自分は幼い頃からプログラミングをやってきたが、ゲームのプログラミングをすることで数学という学問が社会のなかで何に使われているのかが分かった。

・プログラミングは女性の足りない分野これから活躍の場が広がっている。この分野ではチームで動けるコミュニケーション能力が大切。

そして、生徒達でも簡単にプログラミングをし、表現することができるように開発された端末を紹介してくださいました。先生が子供の頃、一ヶ月かかったものが40秒で出来るそうです。生徒はこのあと、これを宿泊行事へ持参、グループごとにプレゼン資料を作成しました。

一学年からの報告です。

7月15日は総合学習日ということで、宿泊行事に文化祭準備など盛りだくさんな日でした。

そんな中、株式会社ユビキタスエンターテインメント代表取締役社長兼 CEOの清水亮様に講演をしていただきました。
そして、宿泊行事や文化祭でぜひ活用して欲しいと、「enchantMOON」という端末をご紹介いただきました。

「enchantMOON」は手書き用途に特化し、スマートフォンでもタブレットでもない、まったく新しいタイプのデバイスで、開発された株式会社ユビキタスエンターテインメント(UEI)様のご厚意により、1学年のクラスに6台ずつお借りできることになりました。

清水様には、その操作方法だけでなく、様々な活用方法をご紹介してくださいました。
紙にペンを使う感覚で使えること、ゲームが簡単に作れること等を説明してくださり、実際に40秒でゲームを作るというパフォーマンスも披露していただきました。
また、旅行記や絵日記も画像を取り込んで作れることも教えていただき、「文化祭で使えたら・・・」の声が生徒達から聞こえてきました。そして、早速、目の前に置かれたenchantMOONを使い、いろいろな事を試していました。

初めて触れる端末にどんな反応を示すのか、その様子を見ていましたが、さすがデジタル世代!
説明を聞きながら早速文字を書いてみたりコマンドを入力して動かしてみたりしていました。

「enchantMOON」を使って宿泊行事や文化祭で作品を作っていきます。
(宿泊行事で優秀作品を作ると、表彰されることになりました!)
絵日記や旅日記形式など方法はいろいろ考えられますので、班のオリジナリティあふれる作品が生まれることを楽しみにしています。

また、文化祭でも、各班で取材したことをうまくまとめられればと思います。

 

*清水先生からご著書『教養のためのプログラミング講座』をいただきました。