2学年宿泊行事・その②
名門チームですが、
あきらめなければ願いは叶う、
7月24日~7月26日まで宿泊行事を新潟県上越市で行いました。
1日目、東京を出発時の天候は良かったのですが、新潟の方は大雨との情報もあり、現地天候を心配しながらの出発となりました。途中休憩の2回目はトイレの関係から2隊に分かれましたが、谷川岳PA隊は天気でしたが、と塩沢石打SA隊は雨に降られ、新潟へ近づくにつれて天候が不安定になりました。
やがて昼食と体験学習場所のクロステンに到着、天候は若干持ち直し、夜に予定されているホタル観察への期待が高まります。
昼食後の体験学習では繭を使った民芸品の「まゆ人」づくり、隣接したキナーレにある、越後妻有里山現代美術館見学、昔の遊び体験(めんこ、コマ回し、石けり)などを行いました。
美術館では様々な現代アートに触れました。 昔の遊び体験は結構な盛り上がりをみせ、特にめんこでは汗をかきながら、遊ぶ姿が見られました。まゆ人づくりでは本物の繭を加工するので、蛹を繭から出すときには恐る恐るという生徒もいましたが、その後はインストラクターの方の指導で順調に作業が進み、様々なまゆ人が完成しました。
体験後、今夜の宿泊地である、キューピットバレイに到着、地元、安塚区総合事務所の佐藤様、キューピットバレイの渡邊様にもご挨拶をいただき、開校式を行いました。
それぞれのコテージにチェックインを済ませ、夕食後は、いよいよ今夜のメインイベントのホタル観察です。
心配していた雨も上がり、バスに分乗しホタル観察インストラクターの方の案内で地元の方しかご存じないシークレットポイントへ、そこでは多くのホタルの歓迎を受け、その幻想的な光景にしばし見とれていました。 2日目、今日はいよいよ民泊体験を行います。
昼食後はいよいよ民泊に出発です。
今回は公益財団法人雪だるま財団、越後田舎体験推進協議会様のご尽力と各地域の協議会や倶楽部のご協力により、上越市の浦川原区、柿崎区、清里区、牧区、安塚区、吉川区の6つ地域で本校生徒の民泊をお引き受けいただきました。
地域によりバスでご家庭付近をまわりながら民泊に向かうパターンと集合場所に各ご家庭から迎えに来て下さるパターンとありました。
若干、緊張した面持ちの生徒もいましたが、引き受け家庭の皆様は笑顔で迎えて下さいました。 その後、教員も6グループに分かれ、生徒の民泊の様子を見て回りました。
あいにく、ご不在の場合もありましたが、ほとんどの民泊先での生徒の様子を見ることが出来ました。
巡回時には生徒の皆さんの緊張も解け、笑顔で収穫してきた野菜などを見せてくれたり、体験したことを話してくれました。 ご家庭により、体験することは様々でしたが、共通して言えることはどのご家庭も自分の子供や孫を迎えるように、準備をして、暖かく迎えて下さったことです。 3日目、今日は民泊家庭の方々とお別れの日です。
貴重な経験と思い出を持って集合場所に生徒が集まってきました。
お送り下さった民泊家庭の皆様とそれぞれ別れを惜しんでいました。
ご家庭の何人かの方と話しをさせていただきましたが、にぎやかだった家が急にさみしくなる、もっといて欲しかった、1日だけでも別れはつらいというお話しや、また来年来て下さいというお話しをいただき、本当にありがたいことだと思いました。最後に晴天の中、閉校式を行いました。
終了後、集合写真を撮るときにキューピットバレイのゆるキャラ「雪だるまのキューちゃん」が登場し、灼熱の太陽のもとクラス写真に参加してくれました。
その後は一路学校を目指し、東京へ予定より早く到着し解散となりました。
解散後、しおりづくりから、この行事のために頑張った宿泊行事委員に校長から話があり、2泊3日の行程が終了しました。
細かいことでは課題もありましたが、昨年に比べて、大変進歩をしたと思います。
次回の行事にもこの体験を活かしてくれるものと期待しています。