2014/8/6 水曜日

特別講座(親子着付け教室)

カテゴリー: 28プロジェクト:日本,保護者 — 漆 @ 12:50:55

昨日の東京最高気温は36度!暑いはずです。今日も部活は温度計とにらめっこです。みなさん、体調には気をつけてください。

そんな暑い街で、着物姿に日傘の女性が横を通り過ぎました。その凜とした姿がとても涼しげに見えました。

以前、卒業生の二見先生に生徒に着物の話をしていただいたとき、

「夏の着物は暑くて当たり前。大切なのは、自分のことではなく、それを見た回りの方が涼やかな気持ちになること。そういう装いを心がけましょう」

と、おっしゃったことを思い出しました。

さて、一学期、2年生は浴衣着付けの授業をしていましたが、保護者の方からも是非との声があがり、津田先生に親子着付け教室をお願いしました。

学年主任の髙田からの報告です。

2学年は1学期に『日本を知る』をテーマに日本の伝統文化を学び、体験するプログラムの一環として、きものライフスタイル・コンサルタントでソリテュード研究家でもいらっしゃる津田恵子先生にゆかたの着付けを教えていただきました。

保護者の方からも受講したいという声があがり、津田先生にご相談したところ、ご快諾いただき、今回の「保護者と生徒の着付け特別講座」が行われました。
希望を募ったところ、計77名ものご希望で、急遽、第1回、第2回と時間帯をわけて行うこととなりました。

内容はゆかたの着付けのコツや半幅帯結びなどの体験講習、また、きものにまつわるこぼれ話、凜とした美しい姿とは、男女の所作の違い、個性にあった品のよい色合わせのお話。など多岐にわたり、あっという間の90分間でした。
お父様やお姉様の参加もあり、保護者の方と生徒が一緒に受ける授業風景は大変微笑ましく、新鮮に見えました。
生徒がお母様の着付けを手伝う場面も多々、見受けられ、授業の成果が発揮されていました。

講習の終わりには、お互いに記念撮影をする光景があちらこちらで見受けられ、この夏は親子でゆかた姿が多くなりそうな予感がしました。