2014/6/12 木曜日

2年生 総合学習 「日本を知る」

カテゴリー: 28プロジェクト:日本,卒業生 — 漆 @ 18:00:21

今週から始まった着付け授業に先立って行われた講演会を学年主任の髙田から報告します。

本日は『日本を知る』をテーマに日本の伝統文化を学び、体験するプログラムの一環として、きものライフスタイル・コンサルタントでソリテュード研究家でもいらっしゃる津田恵子先生に講演をお願い致しました。

講演に先立ち、HRでは津田先生ご出演のNHK WEEKEND JAPANOLOGYのDVDを鑑賞しました。
いよいよ講演では津田先生が素敵なオレンジ色のお着物で登場。
きものは「世界に羽ばたく」ツールであり、日本人のアイデンティティーを一瞬で表すことができること。
さらに、究極の循環型エコ服であり、世代を超えて思い出と共に受け継がれること。など映像やDVD、実際のきものや帯、反物などを使いながら中学2年生にも、わかりやすいように工夫をしてお話し下さいました。
また、自分を知ることは、他者への優しさを生むことなどについても教えて下さいました。
講演の最後には質疑応答の時間が設けられ、たくさんの質問が飛び出しました。先生は時にユーモアを交えてお答え下さり、大変盛り上がりました。

津田先生にお世話になる来週からの着付けの授業に向けて、とても有意義な時間となりました。
先生のお人柄もあり、講演後の感想文にはこれから受ける着付けの授業がとても楽しみです。という感想が多く見受けられました。

*途中、津田先生のきもの弟子でご友人でもある本荘修二様が着物姿で登場され、男性の着用例としてご紹介下さいました。本荘様は国際的な会議や公の場でも着物を愛用されているそうです。

生徒の感想の一部です。

■私は津田先生のように、何かをいろいろな人に楽しく知ってもらうということを一度はやってみたいと思いました。
■きものが自分の内面をうつすのがすごい。
■講演で一番印象に残ったお話は「英語を学ぶだけでなく、日本文化もたくさん学ぶ」ということです。
■私達の先輩にあたる教育実習生も津田先生の授業を受けたそうで、とても面白かったよと言っていました。
■着付け教室に通っていた母は途中でやめてしまいました。これからの授業をしっかり行ない、今までできなかった母に教えてあげたいと思います。
■ピンクやオレンジまたは、紺に白がモテですね。がんばります。
■心の余白を楽しめるようになりたいです。
■ラッキーな年なので、このチャンスを逃さずに大人になっても活用し続けられウものを4回の授業で学びたい。
■きものを着ることで心が清められる気します。
■きものの見方がかわった。
■先生の誕生日と犬の名前と、私の母の誕生日と飼っている犬の名前が全く同じで驚きました。

津田先生のHPです。

この日の後、卒業生から、「現代ビジネスの取材でゲストの本荘さんにお目にかかって母校にいらしたと聞きました」と連絡が!世界は狭いですね。日本文化のレッスンをスマホで体験できる講座を開講したそうです。

*卒業生の起業です
nippon labo (ニッポン ラボ 

プレスリリース