2011/1/13 木曜日

姉妹校から留学生・⑤教科イチオシ見学会【TBS見学】

ニュージーランドの姉妹校、セント・ドミニクス・カレッジ(St.Dominics College)から留学生が来ました。3学期いっぱい滞在します。

Jade Sommers(ジェイド・ソマーズさん)17歳。4年D組に在籍します。ホストファミリーは4年生のお宅に引き受けていただきました。ありがとうございます。

みなさん、声をかけてあげてくださいね。3年生は修学旅行で滞在する学校の一つです。事前にいろいろ情報交換をしてみてはいかがでしょう?

お土産にりっぱな本をいただきましたので、後ほど図書室へ入れておきます。一方、こちらからも先方へ、1月末から4月半ばまで、5人の生徒が留学します。何人か出発の挨拶にやってきました。様々なことにチャレンジして充実した時間を過ごせるといいですね。

さて、イチ押しつづき。担当佐藤からの報告です。 

1時30分より5年生17名を連れてTBS見学に行きました。
当日は電車の遅延もあり、どうなるかと思いましたが、予定よりも30分も早くきてくれるなど、危機管理能力の高い生徒達で安心しました。

1Fロビーで入局を待っているときには待ち時間に「仙谷官房長官(?)が通った!」など局にきているムード満点です。
そして、全員、ワイヤレスイヤフォン、入校書をつけるなど、さすがTV局入局には警備体制が厳重です。
(遅刻したら、入れないのも当たり前ですね。)

3人の女性職員に連れられて2班に分かれての見学です。(その職員さんの姿にあこがれている子もいたような?)
まず最初に大道具部屋に案内されました。

ここは各番組のセット道具がしまってあるような大きな部屋です。
「アッコにおまかせ」「フレンドパーク」「EXILE魂」などたくさんのセットがしまってあります。
全部、ベニア板であんなきれていに作ってあるからすごいです。
TBSの特別番組「オールスター感謝祭の中で赤坂5丁目ミニマラソン」でも走るところです。
すぐ横には「心臓破りの坂」など画面を通してしか見ることの場所でした。

さらに模型室にて、いろいろな苦労話などをとても親切に説明していただきました。

歴代総理の人形などニュースで見るようなものをどのようにつくっているのか、たくさんのプラモデルや模型などがあり、女子生徒達はあまり、興味がないかなーなんて思いましたが愛想のいい生徒達で助かりました。

「え~すごーい」「そーなんだー」なんてリアクションはお手のもです。

その後はメインのスタジオC及び、調整室です。

スタジオCは報道局とガラス1枚で隣合わせになっていて「Nスタ」「ニュース23クロス」などのセットがそのままになっていました。

毎日の番組だから片付けないそうです。お天気コーナーなどでの画面合成の仕方なども教えていだきました。

色の三原色についてもクイズ形式で紹介がありました。

Q、:色の三原色知ってますか?

生徒:「赤、青、黄」ですか?
教員:「それは信号ですよ~!」去年で「情報の授業」でおしえましたよねぇ?
生徒:「?・・・」
教員:「おい!」(突っ込んじゃいました)

A :「赤、青、緑」です。

Q :「はめ込みなどの合成画面をつくるには周りを緑のカーテンで覆います」何ででしょうか?
(まずい、僕もわからない。聞かないでねー)と願っていると、

生徒: 「赤は唇などで使われている。青は瞳などで使われている色だから」生徒が答えてくれました。

A :正解です。 すごいですねー
(当てずっぽにしてもさすがです。ありがとう。でも誰に教わったかも覚えていてほしいです )

たくさんの照明にテレビカメラなど原稿読みようのテレビカメラは1台3000万円もするそうで、びっくりしました。

恐ろしくてさすがに触れないかと思いきや、びっくりはしているものの普通に触っていました。
(品女生らしいとおもったのは自分だけでしょうか?)

調整室ではディレクターのたくさんのモニタがありました。ディレクター、音声、照明、さんなどそれぞれの仕事の説明など実際に見ることができたのはとてもよい体験でした。

1番組を放送するのに、セットの準備、ニュースであれば原稿の作成、模型準備など、報道局だけで1000人近い人たちがいるそうで、裏方さんからアナウンサーまでたくさんの人たちの苦労と労力でできていてテレビの見方が変わりそうです。

「これからはニュースを見るにも感謝の気持ちをもって見た方がいいのかもね。」なんて声が聞こえてきました。