2年総合学習、着物文化講演 起業プレゼンお知らせ
昨日から着付けの授業が始まりました。それに先駆けて行った講演について、2学年主任の小野瀬より以下報告です。
2学年の総合学習のテーマは「日本を知る」。今回は道徳(6/7から始まります)の時間に「着付け」の授業をご指導くださる津田恵子先生による講演でした。その様子をお知らせします。
「Let’s Wear Yukata to Broaden Our Dreams」~ゆかたを纏って世界に羽ばたく~をテーマにお話しいただいた内容とは
① 和装(着物)はエコ⇒循環型
② 着物は日本のアイデンティティを一瞬にして表現できるもの
③ 着物と心の関係⇒心の余白・・・・自分自身を見つめる
着物は最後に雑巾として使うことから大変エコであることや英語が流暢に話せても自国の文化を伝えることができなければ意味はないが、着物を着ることによって自国を表現できること、さらに着物はその人の内面が見えるというお話しもしていただきました。
質問の時間では多くの生徒の手が挙がり、津田先生からは「素晴らしい質問です」というお褒めの言葉もいただきました。
津田先生からきものにまつわるたくさんのお話しを聞いた生徒たちの感想からは、ゆかたの着付けを楽しみにしている様子がうかがえました。
以下感想の抜粋です。
・着物はあますところなく使える循環型の衣服と聞き、まさにもったいない精神の日本人らしい、日本を象徴する素晴らしいものだと改めて感じました。
・気持ちを落ち着かせ自分の心にたちどまる「心の余白」は、きっとこれから求められていくのではないかと思いました。
・同じ着物でも帯が違うだけで全く印象が変わることに驚きました。
・NZ修学旅行で日本の着物文化の良さを伝えられるよう英語と着付けを頑張りたいと思いました。
・着物は大変というイメージがなくなりました。
・着物の良さを知り、早く一人でゆかたが着られるようになりたいと思いました。
・着物は「生活に彩りを与えるご褒美」という言葉が印象に残りました。
・着物が長方形の布からできていることに驚きました。
・先生の話を聞いて、着物は不便なものではないことがわかり着てみたいと思うようになりました。
・着付けの4回の授業がとても楽しみになりました。この授業でしっかり着付けを身につけ母に着物を買ってもらいたいと密かに企んでいます。
*文化祭の準備が始まっています。高等部の起業体験プログラムは、専門知識をお持ちの保護者の方にサポート委員になっていただき、企画段階からご意見をいただいています。
来年度の委員募集の準備として、保護者の皆様に見学のお誘いプリントをお配りしました。
◇起業体験に向けてのプログラム
6月15日(水) 14:30~16:30 起業体験プレゼンテーション
9月19日(月祝)12:00~14:00 株主総会