クッキング部特別講座②
クッキングの特別講座の様子です。周年行事のお菓子もお願いしたことのある近所で評判の和菓子屋さんのご指導です。近隣や卒業生とのご縁のおかげで生徒たちはいろいろな経験をさせていただいています。
顧問の二村から報告します。
品川区商店街連合会様、木村家様のご厚意により、煉りきりを手作りする特別講座が開催され、クッキング部員が参加致しました。今回は卒業したばかりの6年生も参加してくれました。
この講座を企画してくれたのは品川区商店街連合会に勤務している本校卒業生でした。
旧東海道新馬場にある「菓子司木村家(かしつかさ きむらや)」は明治25年創業の老舗和菓子店で、その店主である木村眞基様にご指導いただきました。
今回は4種類作成できるよう、用意していただきました。プリントや、丸く煉りきりを伸ばすための道具など、たくさん準備をしてくださいました。 早めにご来校下さった木村様と、4年生が事前準備を行いました。その後、全員が揃ったところで、実演をしていただきました。 1年生から卒業生まで、それぞれ思い思いにあんこを包み、作っていきます。
皆、夢中でした。肝心の仕上げは、木村様自ら、一人一人に丁寧にご指導いただきました。
自分で作った煉りきりを、その場で食べてしまう生徒は一人もいませんでした。保護者の方に見ていただきたかったのだと思います。みんな、きちんとケースに入れて持ち帰りました。 木村様が、お店のおすすめ「品川餅」を用意してくださっていたので、皆でいただき、大満足のまま講座は終了しました。 家庭ではなかなか体験できない和菓子作りを通して、日本文化の繊細さに触れることができる講座でした。