1年生総合学習 防災
先日、首都直下型地震の特集番組があり、話題になっていました。冬休みはそれぞれ、家庭や旅行先で過ごすことになりますが、どこにいても備える意識は持っている必要がありますね。
今年行った総合学習の一つで、防災意識を高める見学会がありました。
1学年主任の荒井より以下報告です。
1学年では総合学習日に本所防災館を利用して、防災に対する意識を高める活動を行いました。
今年は台風などによる大雨で洪水や浸水被害を受けただけでなく、ここ数年地震活動や火山活動もあらゆるところで活発になっています。首都圏に住んでいると災害に対しての危機管理というものが薄くなりがちですが、近年では首都圏でもさまざまな被害が出るようになりました。
1年生が東日本大震災を経験したときはまだ幼児で、幼稚園児や保育園児だった頃です。実際に当時の記憶があるかどうかを尋ねてみても、半数近くの方は記憶がはっきりしていないようでした。
本所防災館ではさまざまな災害を擬似的に体験することができます。
今回は地震、煙、消火、応急手当の4種類の体験をすることができました。
どの体験も実戦さながらです。
特に、地震体験では阪神大震災や東日本大震災と同規模の揺れを体験しました。 ほとんどの班は大声を出していましたが、大きな揺れの中では何もできないことが分かったはずです。
体験したことで、どのようにして自分の命を守るのかを考えるきっかけになったかと思います。今回をきっかけに再度防災への意識を高めてもらえればと思います。例えば、大きな地震が発生したときにどのような手段で連絡を取り合うのか?どこで合流するのか?など、さまざまなことを考えなければいけません。
いざというときに大きな混乱を起こさないように普段から備えをしておくことの重要性を学びました。
*東海大学の先生が以下のようなサイトを運営しています。https://www.duma.co.jp/
*28プロジェクトについて私と生徒が取材を受けました。
NHKニュースウォッチ9 12/24(火)21時~番組内で放送される予定です。