来週は合唱祭・1年生エンカウンター・記事掲載のお知らせ
合唱祭一週間前となり、校内のあちこちから歌声が聞こえてきます。と、同時にインフルエンザが流行し、学級閉鎖も出ています。せっかくみんなで練習してきたので、合唱祭には全クラスが出られるよう祈っています。
かく言う私も、予防接種をしていたのにもかかわらず、合唱祭をインフルエンザで欠席したことがあるので、せっせとうがい、手洗いをしています。以前、文化祭で歯周病ケアのプロジェクトを展開したクラスは(今もNPOを作って継続中)クラス一丸となって歯磨きをしたところ、インフルエンザの罹患率ゼロでしたので、歯磨きもしています。
卒業生が言っていました。「合唱祭は最ももめる行事。形のあるものができるわけではないので、ビジョンが共有しにくく、考え方の違いでぶつかりがち。歌は一人が頑張っても歌えないので、リーダー役と他の生徒との温度差も広がってしまう」と。
そんなもめ事をたくさん経験して、チームで一つのものを作り上げられる人へと成長していってほしいです。
さて、協力するには互いの話を受け止めることが大切ですが、聞き方にはFELOR(フェロー)モデルというのがあります。
F→Facing 相手に顔を向ける
E→Eye-contact 視線を合わせる
L→Lean 前かがみの姿勢をとる
O→Open 心を開く
R→Relax リラックスする
意見がぶつかっているときは、これができていないとき、自分を客観的に見て、まずは、形から入ることで、相手を尊重する心がついてきます。
これは、入学時の道徳の授業。私が担当しています | |
いろいろな考え方の人がいることを認識するようなワークショップです。 | |
自分の意見を持つ、人の意見を聞く、そして、折り合いをつける | |
同意しない人を尊重すること、と同時に、批判的思考もコミュニケーションを上手くとるコツの一つです。 | |
担任と相手の長所を見るエクササイズのデモンストレーション | |
行動はぶつかっても価値観が同じこともあります。相手が何を大切にしているのかを見つけられるように。 |
*講談社の現代ビジネスにインタビューが載りました。3回シリーズの一回目です。
–奇跡は、「目の前の一歩」から生まれた–