2017年12月28日

特別講座~品川区議会と品川女子学院生徒による意見交換会~

カテゴリー: 地域,社会 — 漆 @ 1:48 PM
今年もあとわずか。明日から3日までは学校閉校日です。生徒達は今日も元気に講習、部活、自習と学校に集まってきています。品川区の成人式には吹奏楽部とフラワーアレンジ部がお手伝いで参加するので、準備もしています。
本校は、この地域に創立し、90年以上、地元の方に見守っていただいてきました。そんなこともあり、1年生の総合学習では、地域をテーマに課題解決学習を行っています。今年も、品川区議の皆さんがそのテーマに基づいた生徒の発表を見て、意見交換をしてくださいまいました。担当の河合より以下報告です。
 今年も、品川区議会議員の皆様にお越しいただき、特別講座「地域社会の問題を発表・討議する特別講座~品川区議会と品川女子学院生徒による意見交換会~」を開催しました。
今年は、文化祭準備の段階にもお越しいただき、文化祭準備・総合学習でのクラス代表プレゼンに対してコメントをいただいていました。それを踏まえて展示・調査の方向性を整理し、文化祭が終わった後も、この講座に向けて準備を続けてきました。
 1年生の発表テーマは、地域行事の維持と活性化、お墓の継承問題、レンタル傘、トイレどこにあるの問題、登下校での安全性確保、1円足りない問題(キャッシュレス化)と、多岐に渡りました。机上の空論ではなく、どのクラスもコスト・人的負担をクリアできるという内容で提案されています。さらに、文化祭に向けて調査する過程で実体験、活動をしてきたクラスもあります。レンタル傘を取り上げたクラスは、忘れ物傘を譲り受け、今も北品川商店街を中心に「シナカサ」という名前でレンタル傘を実施していますし、地域行事の維持と活性化を取り上げたクラスは、「お祭り」だけではなく地域や地域内・外の両者の関係をいかに構築し、防災・防犯につなげるかを考え、実際に行われた御殿山でのイベントで啓発活動を行ってきました。
 ひととおり発表と質疑が終わると、各クラス2名ずつ議員の方に入っていただき、ディスカッションを行いました。品川区として既に手が打たれている施策、トイレをあえて和式のままにしている理由、1つ1つのテーマに率直なご意見をいただきました。その上で、生徒が示した提案は必要なことか、実現可能なことか、どのような方向性に持っていけば実現できるかを含め、非常に建設的な議論が行われました。
 このように、文化祭ということをきっかけに「地域での問題」を意識し、当事者意識が芽生えた上でどうすれば課題を解決できるか考え、自分たちの手でシステムを構築し、目に見える形で(プロトタイプとして)実行していく。このデザイン思考を踏まえた活動が、中等部で3年間続いていきます。その総括として、今回の講座は位置づけられています。ただ、これで終わりではなく、これから各クラスで意見交換会の報告を行い、今後の活動に生かしていくこととなります。
 最後に、区議会の皆様から、品川区のホームページにてご紹介いただきました。
みなさま、良い年をお迎えください。
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