2013/1/17 木曜日

⑤教科イチ押し見学会(ANA)

カテゴリー: 28プロジェクト:社会,お知らせ,卒業生,行事 — 漆 @ 17:40:22

今朝、学校前の温度計は2度!冷蔵庫の中にいるようです。そんな寒さの中、生徒達は早朝から合唱祭の練習に集まって来ています。校内の至る所から歌声が聞こえてきます。廊下でも歌を口ずさみながら歩いている子がいます。

一方、ウイルス性胃腸炎やインフルエンザが全国的に流行っています。一年をともに過ごしたクラスメートとともにもめ事を乗り越えて団結していく最後の行事、合唱祭の日に学級閉鎖になったりしたら大変です。一人一人が予防に努めましょう。

(かくいう私も成人した卒業生の最後の合唱祭の日、インフルエンザで参加できませんでした。予防接種もしていたのに・・・。あのときは本当に悲しかった)

玄関だけでなく、クラスに殺菌ジェルを置きますので、うがい、手洗い、マスク(私はこれをしていなくてかかりました)そして、あやしいなと思ったらすぐに病院に行って友達にうつさないこと。

(私は、病院の先生に、「大切な行事なんです。なんとか出られませんか?」と食い下がって、「今出たら生徒さんにうつりますよ」と叱られました)

保護者の方へのご案内をお子さんにお渡ししました。是非、お越しください。この行事、泣けます。

さて、イチ押しの続きです。

本校はコミュニケーション力をつけることを大切にしているので、卒業後、人と接する仕事に就く子が目立ちます。

航空会社に就職する卒業生もいて、28歳ホームカミングデーの時、一クラスに三人、ANAのCAがいたことがありました。CAの最長搭乗時間の記録を持っていたのも本校の卒業生でした。最近は、こうした見学がきっかけとなり、同じ航空会社の中にも様々な職種のあることを知り、そちらの方に目を向ける子も出てきました。

引率の小澤からの報告です。

中学1年~3年生の48名と全日空 機体メンテナンスセンターを訪問しました。
到着すると、まずは講堂で映像を見ながら説明を聞きました。

A  ANAで使用されている飛行機の種類、構造
B  飛行機はなぜ飛べるのか
C  空港で働く人々の一日
について知ることができました。

グランドスタッフが朝5時40分から搭乗手続きカウンターをあけられるように5時からスタッフミーティングが始まるそうです。(CAさん達は体操もしていました。)機長はその日の気流や気象の確認に余念がありません。
人の命を預かる仕事なので、直接お客様と関わる機長やCAはもちろんですが、整備士やグランドスタッフが何度も入念に打ち合わせしていることがよく分かる映像になっていました。

   説明の後は、ヘルメットを装着して学年ごとに格納庫へ移動しました。

整備士の方々の道具が整頓されて並んでいる広い倉庫の中には機体が3機。(東京ドームの1.8倍の大きさのこの格納庫には最大7機入るそうです。)

 今回はラッキーなことに整備中のピカチュージェットを後ろに集合写真を撮りました。
格納庫の目の前は滑走路です。

離陸していく嵐ジェットに興奮する3年生がいっぱいいましたが・・・それはJALの飛行機・・・慣れているのかANAのスタッフの方は優しく対応してくれたので感謝です。
忙しいシーズンになると2分に1機のペースで離着陸が行われるそうです。
安全なフライトができるように、冷暖房のない格納庫で働く整備士さん達に頭の下がる思いでした。
3月にニュージーランド修学旅行を控えている3年生はもちろんですが、飛行機に乗ったことがある人もまだ乗ったことがない人もとても興味深く見学ができ、有意義な一日となりました。