2013/1/10 木曜日

①教科イチ押し見学会(みずほ銀行 品川支店)

カテゴリー: 28プロジェクト:社会,その他,行事 — 漆 @ 15:00:23

今朝は玄関にいると手袋をしていても手が凍えそうな冷え込みでした。理事長は膝掛けの中に湯たんぽを抱えています。

こんな日にスカートを短くはいて私に注意される子の体感温度はいったいどうなっているのでしょう?

そういえば以前、皮膚科の先生が生徒達に講演をしてくださったとき、「セルライト(皮膚の凸凹)はどうやったらとれるんですか?」と質問した子がいて、「一度できたらまず取れません」という答えに、「えええ~」という悲鳴が。

そして、生徒「私は○○という器具(コロコロ回すもの)を使っているんですが・・・」、先生「効きません」、生徒「えええ~」とやりとりが続き、この反応に、中高生でもこういうことに関心があるのかと私の方がびっくりしました。

そして、先生から一言。「とにかく、作らないこと。予防するしかありません。そのためには冷やさないこと」とおっしゃって、生徒、シーン。

先日のPTA通信で、「若かったころの自分へ一言」という特集があり、「お願い、日焼け止めクリーム塗って!」という叫びが掲載されていましたが、冬は「お願い、スカート折って足冷やさないで」というところでしょう。

「後悔先に立たず」です。

さて、年末の教科イチ押し見学会の報告をしていきます。まずは、銀行見学。引率の権藤からの報告です。

青物横丁駅から品川方面に戻って10分くらいのところにある、みずほ銀行品川支店を見学してきました。
事前説明会の時に、銀行にお邪魔するのだから行動を慎まなければならないと言ってあったこともあり、普段よりも何倍もおとなしく礼儀正しい生徒たちでした。

   最初は銀行の役割についてのビデオを見せていただき、その後ATMコーナーや窓口の説明を受けました。

そしてここからは普段は入れない銀行窓口の中を通り金庫室へ。

分厚い鉄の扉に感心していると、職員の方が本物の1億円の束を持ってきて、1人ずつ持たせていただきました。
その後もATMの裏側や外国通貨両替窓口などを見学して、最後は仕事体験として、銀行員の必須技術である札勘定のテクニックを教えていただきました。
    自分は窓口業務ではないので、きちんと見本が見せられなかったらどうしようと言いながらも、職員の方は鮮やかな札勘定を披露していただき、それを見てすぐに習得できる生徒から、何度お札を操っても全く札束が広がらず諦めモードの生徒まで悲喜こもごもでした。

最後は質問コーナーで、目の前にある大金に悪い気持ちが生まれることはないのかとか、銀行強盗にあった場合お金は補填されるのかなど、職員の方々を困らせるような質問もありましたが、全ての質問に真摯に答えていただき、生徒も熱心にメモをとっていました。

そして、最後までおとなしかった生徒たちもいったん外に出ると、一斉にさまざまな感想を言っていました。
一億円の束はやはり重かったとか意外と小さかったとか、お札を勘定するときに左手がつりそうになったとか、給料はきっと高いのだろうなどと、好きなことを言っていましたが、普段は入れない銀行の裏側を見せていただき、職員の方々の生のお話を聞けた経験は大きく、それぞれに何らかの学びがあったと思います。