⑥教科イチ押し見学会(東京証券取引所)
先週金曜は最後の説明会として、「20代担任による学校説明会」を行いました。クラスや委員会や部活でのエピソードに聞いていて、私もぐっときてしました。
リーダーシップのスタイルは一人一人ちがっても、ミッションに向けて、生徒にどう成長してほしいのかのビジョンがあることと、生徒が大好きてさりげなく生徒自慢が入るところが共通していまいした。品女はこうした品川ファミリー一人一人の集合体です。
昨日は、入試の願書受付初日でした。日曜だったのと、すでに首都圏近郊で入試が始まっていることもあり、お父様がいらっしゃるご家庭がめだちました。早い方は朝、6時前にお越しになっていました。
これからの入試シーズン、受験生はもちろん、ご家族の体調管理も大切です。お子さんの為に頑張りすぎて当日ダウン、ということのないように大人の方も無理をしないで頼めるところは人に頼み、休憩時間も確保したスケジューリングをおすすめします。
緊張するこの期間、受験生にとっては家族が笑顔で過ごしてくれることが何よりの支えですから。
今朝は、6年生がセンターリサーチにやってきました。廊下ですれ違うとき、「調子はどう?」と聞くと、ふふふと笑顔の子、「いい感じです~」と答える子。うまくいったのか、思い通りにいかなくてとりあえず笑うしかないのか?どちらにしても、試験は実力+体力+運。そしてそれも試験ごとにアップダウンするのが当たり前。
ここからは心身の健康管理が最優先。リラックスする時間をとり、最後まであきらめず、「笑う門には福来たる」の精神で乗り切りましょう!
さて、教科イチ押しの続きです。引率の住谷からの報告です。
日本橋は兜町にある、
東京証券取引所に中高合わせて30名の生徒が見学に伺いました。
まず目にしたのはマーケットセンターにある、 絶えず企業名と株価が回り続けている巨大な電光掲示板( チッカーといいます)。
これは取引数の多少によって回るスピードが変わり、 株価が変動した企業のみが表示されます。 しばし見ていると、
ちらほら有名企業の名前も。 まずこの証券取引所に上場されることが、 企業としてのステータスであり、 知名度を得ることで資金も得やすくなるのです。
ここ東京証券取引上では、全国に180万社ある株式会社のうち、 約2300社が上場されているとのことです。
上場が達成されたときの式典では、
社長さんがここに設置されている鐘を誇らしげに打ち鳴らすのです 。
きっと多くの企業がこの時を夢見ていることでしょう。また、1/4の大発会、12/30の大納会の様子などは、 テレビなどを通じてここの映像が映りますので、 目にした方も多いのではないでしょうか。 今年の大納会はカレンダーの関係で28日実施予定で、 ゲストとして女子レスリング金メダリストの吉田沙保里さんがいら っしゃるとか。 マーケットセンターには、
株取引全体の状況を示す電光掲示板も設置されており、 隣接するマスコミ各社の個室からは株価情報が随時放送されます。
今回特別に電光掲示板に本校の名前を表示していただき、 上場を達成した企業のように記念撮影をすることができました。 見学後、セミナールームにて、株式会社及び株取引について、
レクチャーを受けました。
生徒たちも基本的な知識は(おそらく)持っていると思いますが、学校以外の場で、 実際の企業の株に関する状況を聞くとより実感できたようで、 一生懸命メモを取っている姿が見られました。
株式会社は多くの人が少額ずつ出して資金を集め、 事業を興すことができる「人類最大の発明のひとつである」こと、 「株主には企業の経営に対して意見を言う権利はあるが、 事業に失敗した際、全ての責任を背負うことはない(有限責任) こと」は、特に再認識できたのではないかと思います。
途中、 5年生の生徒が参加して「 ゆるキャラのぬいぐるみを作る会社を作った」 設定でのロールプレイングもあり、 楽しみながら学ぶことができました。 参加した3・4年生は、
来年の文化祭での起業体験にぜひ今回の知識を活かし、 5年生はぜひ今後の起業に役立てて(?)欲しいものです。 スタッフの皆様、ありがとうございました。