花壇の雪・③教科イチ押し見学会(英語落語講演会)
昨夜の雪が花壇に残って、花たちが雪の中から顔を出しています。
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午後、休み時間に第一体育館の屋上から歓声が聞こえてくるので何かと思ったら・・・なんと、雪合戦。(中学生だというのに・・・) | |
自分が子供の頃と比べると、(半世紀近く前ですが)都会で雪が降ることも少なくなったので、こういう日が珍しいのでしょう。
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教科イチ押し、校内で行なった英語落語の紹介です。
今日のジャパンタイムスに、この日の様子が載っていました。生徒のインタビューも。(英語科のシンディーからもらいました。あとで図書室に貼っておきますね。「オチ」って英語でなんて言うか初めて知りました。)
英語科の小澤からの報告です。
「世界の人たちにも落語の楽しさを伝えたい」という想いから古典落語を英訳し、世界中で英語の落語公演をされている落語家の桂かい枝さんをお招きしました。
講堂に高座を作り、中1~高2までの約170名の生徒本校の生徒の前で落語を披露して頂きました。落語を見たことがある生徒はほとんどいないので、はじめはどんな姿勢で聞いていいのか分からず、かい枝さんのつかみにも微妙な反応・・・。
数年前にキャンピングカーでアメリカ横断しながら家族で落語の旅に出た話を聞いたあたりから、生徒の緊張もほぐれていきました。
アメリカではキャンプ場や消防署(!)など様々な場所で落語を披露したこともあり、その他さまざまな国々で落語の楽しさを広めているそうです。落語初心者の私達のために、そもそも落語とは?とテクニックの話も教わりました。
必要なものは、扇子と手拭いと観客・落語家双方の想像力。これだけで、様々な世界がつくれるそうです。
そういった話の途中でたまに英語落語が入ると、中学生も高校生も耳を澄ませて必死に英語を聞いていました。
普段はテストや授業のときにしか聞かない英語も、成績とは関係のないところで生の英語を聞くと、「理解したい」という思いがいつも以上に大きくなるようです。最後は3人の高校生が落語体験をさせてもらいました。①扇子と手拭いを持って、手紙を書く
②手拭いで鼻をかむ
③うどん屋でうどんを注文それぞれ即興で挑戦しましたが、会場が一体となって楽しめました。「学校で落語をするときは英語落語を1つしか入れないけど、今日は最初の反応が良かったから(難易度高めの)、人力車の落語も入れてみた。それでも反応してくれたから、なかなか立派だと思いました。」とお褒めの言葉を頂きました。
今日の英語落語を通じて、英語を学ぶモチベーションに繋がるといいな、と教員一同強く思いました。