2012/1/21 土曜日

①教科イチ押し見学会(全日空機体メンテナンスセンター)

カテゴリー: 28プロジェクト:社会,卒業生,行事 — 漆 @ 17:12:08

昨日の夕方、アポとアポの間に時間があったので買い物をし、商品を受け取ろうとしたら、

「品女の漆先生ですよね?」

ドキッ!としたら、29歳になる卒業生でした。

「ご案内を発送するときお名前があったので、もし、いらしたら私が担当しようとお待ちしてたんです!」 

社長さんに「卒業生なんですよ」とお話ししたら、「え~、彼女は大学を出てからアメリカに行き、今、本社に勤務してるんですよ」とのこと。卒業生が生き生きと働いているのを偶然見かけるのは本当にうれしいです。(2万人いるので、いつでもどこでも油断できないとも言えますが・・・)

さて、今年度の教科イチ押し見学会のシリーズです。

ANAにもたくさんの卒業生がお世話になっていて、中には同じ学年から数人とか。最長飛行記録を持っていたCAも卒業生でした。

全日空機体メンテナンスセンターを引率の山本からの報告します。

1年生7名、2年生9名、3年生11名で全日空機体メンテナンスセンターにて見学をさせていただきました。
 
まず最初に、会議室にて、メンテナンスセンターがある場所、羽田空港について、滑走路について説明を受けました。
メンテナンスセンターのある羽田空港はご存知の通り、昨年10月に国際線ターミナルがオープンし、滑走路も4本目ができるなど、拡張をまだまだ続けている空港です。

拡張に伴って管制塔も新しいものが完成し、日本で1番、世界でもタイ・マレーシアに続く3番目の高さだそうです。滑走路は風向きによって使う滑走路、着陸・離陸時の方向が違うそうです。
 
次に、ANAが所有している機体について説明を受けました。
ジャンボと呼ばれているボーイング747型、トリプルセブンと呼ばれている777型のそれぞれの特徴はもちろん、ニュースでも話題になった最新鋭のドリームライナー787型の説明も。
すべてにおいて細やかな「気遣い」が見られる機体はさすがANAが開発から携わっただけあるなぁ、という感じでした。

また、ピカチュウやパンダが描かれた特別塗装機の紹介もあり、ただ「かわいい」だけでなく、それぞれの時期に合わせた「メッセージ性」もあるということを知りました。
(最新の「ポケモンピース機」は、困難な状況にある日本に対して早く「平和が訪れますように」「みんなが元気になりますように」というメッセージがあるそうです)。
途中、クイズもあり、今回は正解者が多いということで全員景品のボーイング787のクリアファイルをゲット。
 
ビデオにて1台の飛行機が無事に離陸するまでにかかわる人々の活躍ぶりを鑑賞した後はいよいよ格納庫へ。
この日はジャンボ機がちょうどメンテナンスを受けていました。
間近でみるとその大きさはより感じられ、迫力ありました。翼はテニスコート2面分あるそうです。
また、途中で見た777は珍しい「全取り換え」を行っていて、機体の中にあるシート、ギャレーなどがすべて取り外され、処分するように置かれていました。普段、あまりこういうことはしないそうです。
 
整備をしている方々の姿も間近で見られ、とても有意義な見学でした。