2012/1/25 水曜日

卒業生の展覧会・④教科イチ押し見学会(日本銀行と貨幣博物館)

カテゴリー: その他,卒業生 — 漆 @ 17:15:08

 卒業生の画家、板倉ようさんの作品が出展された展覧会のお知らせです。
板倉さんには本校にたくさんの絵を寄贈していただき、校内に飾ってあります
立軌展
日時:2月8日(水)~2月20日(月)10時~18時
※入館は17時30分まで(最終日のみ15時30分まで)。
場所:国立新美術館 1階A室
料金:一般700円/大学生500円/高校生300円
(中学生以下は無料)

教科イチ押し見学会の続き。引率の大井・田辺からの報告です。

中等部の生徒が日本銀行と貨幣博物館に見学に行ってきました。

日本銀行の外観は昔ながらの建物で、周りにある建物とは雰囲気がずいぶん違っています。
入る際の警備も厳重で、各所に警備員の方がたっていました。

まずは、全員でビデオを見ました。
銀行の役割やインフレ、デフレ、金融政策について中学生にもわかりやすい内容になっていました。

次は2グループに分かれて建物内を見学です。
まずは明治~昭和の初めに使われた業務服や出勤簿などが展示された部屋へ。
昔、始業のチャイムは拍子木だったらしく、その当時の拍子木の音を聞かせていただきました。

他にも8角室という、部屋の形が8角形である部屋や、模型などが飾ってある部屋へ案内していただきました。
ここでは、日本銀行の小さい模型があり、建物を上からみると「円」の形に見えることや、旧館増築時に見つかったナウマン象の骨の話などをしていただき、生徒達は興味深く聞いていました。

次は初代~26代までの総裁の肖像画の説明をしていただきました。
肖像画の途中からは、左手側が昭和、右手側に平成の肖像画が並んでいたので、背景や肖像画の雰囲気で時代の違いを感じていたようです。

最後に明治29年から使われていた金庫を見ました。
金庫の中はレプリカで再現されており、案内の方の「これが本物のお金であれば、ここには1千億円のお金があります」との話に生徒達は「え~!」ととても驚いていました。

日本銀行の後はすぐ近くの貨幣博物館に行きました。
係の方に「とても熱心に見てくれて嬉しいです。」と声をかけていただくほど、生徒達は一生懸命展示物を見ていました。

 

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